表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

「ポイントなんて、絶対つけたりしない!(キリッ!)」と思っている読み専の方たちに、「ポイント、つけたいです!アヘエええエエ!」と白目を剥いてダブルピースさせることを目的としたエッセイ

作者: NiO

 こんにちは。


 世界中の天才を唸らせる超天才こと、NiOさんと申します。


 皆さま、もちろんご存じですよね。


 さて、今回は。


「ポイントなんて、絶対つけない!(キリッ!)」と思っている読み専の方たちに。


「うひゅううう! わたひぃイ、ポイントちゅけちゃいまひゅううう!ら、らめエええエエェ!」と眼球を上転させながらダブルピースさせることを目的としたエッセイを書こうかと思っております。


 悪落ちしたい読み専の皆様は、是非とも続きをご覧ください。


##########################


 ポイントについて説明する前に、まず質問ですが。


 皆さまは、魔術を使えるようになれるとしたら、使いたいですか?


 いえいえ、モチロン答えなんて、聞かなくても解っておりますよ。


 この『小説家になろう』を訪れている方で、魔術を使いたくない人なんて、居ませんよね。


 「魔術、使いたいです!んほおオォ!」と今まさにダブルピースしている皆様の姿を、わたくし、画面の向こうから、確認させて頂いております。


 NiOさん、確認、しちゃいました。


 何を言いたいかと申しますと。


 ポイントを付けるということは、もはや魔術を使っていることと、同義なのです。


 特にマイナージャンルに関しては、この傾向が顕著になってきます。


 それでは、ポイントを付けることが魔術にも等しいというのは、一体どういうことであるのか、説明していきたいと考えております。


############################


 読み専の皆様は、ポイントを、どのように理解しておりますか?


 多分、『多ければ書籍化の際に役立つ』くらいの理解、でしょうか。


 『自分一人がポイントを付けても、なにも変わらないだろう』とかも、考えているかもしれませんね。


 そう思っている方は、甘いです。


 甘い。


 まるで、アンパンマ〇の様に!


 奴は、甘い男です。


 心の中も……頭の中身も、ねぇ!? (ここがこの小説で一番面白いところです)(もう笑うところはありません)


 それでは、ここで、ある底辺作家である『NiOさん』を例にとって、話をさせていただきましょう。


########################


 ここに、ある底辺作家である『NiOさん』がいます。


 底辺作家の『NiOさん』は、マイナージャンルの短編小説のネタを1つ、思いつきました。


 もちろん小説というのは、ネタを思い付いただけで、ゴキブリの様にワラワラと自然発生的に現れてくるものではありません。


 『小説家になろう』で小説を投稿しようと考え、数日、数か月……場合によっては1年以上の時間をかけて、ネタを練り込みます。


 それから、1週間くらいかけて小説を書きあげ、推敲して、それから、投稿をするのです。


 書いた短編小説の名前は、『『はじめにもどる』駅(https://ncode.syosetu.com/n6782gk/)』です。


 『今回の小説は、かなり気合が入ったな』『今まで書いた小説の中でも、段違いで凄い出来だった』『もしかして、書籍化の打診なんかが、くるのかも……!』そんなことを考えながら、底辺作家であるNiOさんは、今、投稿ボタンを……押したのでした!


 ……さて、ここで問題です。


 こうやって投稿した珠玉の小説(当社比)は、一体どういう経緯を、たどるのでしょうか。



 ……それでは、その経緯について、時間経過とともに、説明しましょう。


 まず、投稿された小説は、『小説家になろう』にある『新着の短編小説』の欄に載ります。


 掲載期間は3時間前後が一般的かな、と思われます。


 人が多い時間帯に投稿すると、他の作者様も似たような時間を狙って投稿するので、その掲載時間は短くなりますし。


 午前3時とか、人が少ない時間帯に投稿すると掲載時間は長くなりますが、そもそもそんな時間に投稿しても、誰も見てくれません。



 さて、ここでお尋ねしたいのですが。



 これを見ている読み専の皆様。




 『新着の短編小説(・・・・・・・)から(・・)小説を探したりとか(・・・・・・・・・)します(・・・)


 



 しないですよね(・・・・・・・)





 『新着の短編小説』欄は、『小説家になろう』ではめっちゃ下までスライドしないと見つけられないですし。


 『小説を読もう』に至っては、もはやワンクリック挟むという鬼仕様。




 NiOさんの書いた、珠玉の名作は。


 誰も見ない場所で(・・・・・・・・)虚空に向かって(・・・・・・・)宣伝されるのです(・・・・・・・・)




 『『はじめにもどる』駅』なんて目立たない名前だと、まず間違いなく、スルーされます。



 まあ、それでも、3人くらいは、小説を見てくれる人が、いたりするんですけどね。



 多分なろう初心者と、マゾヒストと、『新着短編小説』以外を読んだら泡になって消える呪いを掛けられた王女様の、3人だと思われます。



 さて、3時間が経過して、3人くらいの読者様に読んでもらった後、『新着短編小説』の欄から『『はじめにもどる』駅』が消えました。



 次は、どうなるのでしょうか?







 ……これで(・・・)終わりです(・・・・・)






 小説は、ユーザーの投稿履歴(と言う名の墓場)に行き、これから先は、日の目を見ることはありません。



 もう二度と、誰にも見てもらえず、その小説としての寿命を終えるのです。



 おお、『『はじめにもどる』駅』よ。死んでしまうとは何事だ!



############################



「頑張って書いたのに、まともに読まれもせずに消えていくなんて、ちょっとかわいそうだな」


 と思ったソコの貴方、(アへ顔ダブルピースをする)素質がありますね。


 そうです、可哀想なんです、報われないんです。


 『小説家になろう』がマンモスの様に巨大であるため仕方がないことではあるのですが、誰にも読まれず消えてしまった書籍化レベルの小説というのは、恐らく100や200ではきかないと思います。


 それでは今度は、別の道を提示しましょう。


 読み専の方が、ポイントを入れた場合の、ルートです。



###########################


 底辺作家NiOさんが投稿した『『はじめにもどる』駅』は、誰にも見られることなく、表舞台から永遠にその姿を消す……はずだった、のですが……!?


 何故か読者の1人が血迷って、10ポイントをつけ、あまつさえブックマークまでしてくれたのです!


 誰がポイントをくれたんでしょう、初心者の人かな? 王女様かな?


マゾヒスト「わたしです」


 サンキューマッゾ!


 そんなわけで、10ポイントに加えてブックマークの2ポイントで、合計12ポイントをこの短編小説は手に入れたことになります。


 そして、この12ポイントは。


 いわゆるメジャージャンルであるファンタジー・恋愛・VRゲームSF以外では。


 ほぼ間違いなく、ジャンル別の日間ランキングに名前が載るレベルのポイントなのです。


 

 日間ランキングに掲載される時間は、およそ、24時間。




 たった一夜の宿を借り。


 3時間で無くなるはずの小説が。


 読み専のポイントに助けられ。


 たった一夜の恩返し。



 

 これには流石の花〇薫さまも『なるほど……切られちゃいねえが……これもまた……立派な『任侠立ち』……ッ』と、静かに呟きながら貴方に優しく握檄(あくげき)をしてくれることでしょう。 



「単に、掲載期間が延びただけじゃん!」


 と思われる幼女も多いと思いますが。


 実は、単に掲載時間が長くなる、だけ(・・)、ではありません。


 何しろ、日間のマイナージャンルランキングに常駐するのは、気合の入ったスコッパーや、そのジャンルが好きで読み漁っているマニアの皆様なのです。

 

 そう、本来、誰も見ないところに数時間掲載されて消えていく小説が。


 そのジャンルが(・・・・・・・)好きな人たちの(・・・・・・・)たむろする場所に(・・・・・・・・)24時間も(・・・・)掲載されるのです(・・・・・・・・)



 そして、この24時間というのも、『一番短くて』の期間になります。



 その小説を読んで、更に誰かがポイントを付けてくれたら。



 掲載期間は、どんどん、いくらでも、伸びていくのです!




 ……この様に、本来であれば、誰にも見向きもされずに消える小説だったはずなのに。


 読み専のあなたが、サッとやって、スッとするだけで、正当な評価を受けて、多くの読者の目に止まる環境に置くことが出来、場合によっては更にランキングを駆け上がり、書籍化、なんて未来すら、見ることができます。



 みなさん、こういう物を、なんと言うと思いますか?


 『奇跡』? 『偶機』?


 教えてあげましょう。



 『魔術』です!(伏線回収になります)(ドヤアアアアアアアア!)



 これには流石のつ〇く♂も、驚きの表情で「君は魔〇師?」と激しくダンスしながら尋ねて来ること請け合いですよね。



マゾヒスト「おやおや、(たわむ)れにポイントを与えただけなのに。 


 まさか、ここまで成長するなんて、ね……。


 まったくもって、人生とは……わけがわからなくて(・・・・・・・・・)面白い(・・・)……!」



 サンキューマッゾ!


 なんだかカッコいい!



###################################



 と言うわけで、ポイントを付けることは、魔術を使うことと同義だ、という話をさせていただきました。



 皆さま、いかがでしたでしょうか。



 ポイント、付けたく、なってきたんじゃ、ないですか?



読者様「魔術、使いたい! ポイント、つけたいです!ンほほほホオオォォ!」



 フフフ、やはり、心では嫌がっても、体は正直ですね!(意味は不明)



 と言うわけでエッセイは以上になりますが。



 もしも小説に反響がありましたら、スコップのやり方や、ポイントを付けた後の楽しみ方、なども書けたらいいかなあ、なんて、考えております。




読者様「情報有難うございます!


 ところで、NiOさんは、全然ポイント、付けてないけど、なんでですか?」




 ふむ、なるほど、良い質問ですね。



 それでは、今回はこのくらいにしておきましょう。


 ここまで、この小説を見て頂いた、読み専の皆様。



 誠に有難うございました~!




######################################


→ to be continued……


「ポイント付けたいです!アヘエええエ!」と白目を剥いてダブルピースしている読み専の方に「ポイントを付けた作品がランキングを駆け上がってる!アビャbャッビャア!」と失禁して頂く事を目的としたエッセイ

https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/1675730/

一応ポイントを付けたくなった読み専の方たちの為に、『小説家になろう』全体から、完全ランダムに小説を5つほど選んできましたので、ポイントを付ける練習などをしてみてはいかがでしょうか!

完全ランダムに選ばれた小説です!

宜しければ、是非!


『はじめにもどる』駅(NiOさん作) 

https://ncode.syosetu.com/n6782gk/


にくの、でんしゃ(NiOさん作) 

https://ncode.syosetu.com/n3639gk/


にくの、でんしゃ(NiOさん作) ~もうひとつの、けつまつ~

https://ncode.syosetu.com/n4248gk/


深海の駅(NiOさん作) 

https://ncode.syosetu.com/n0681gj/


『市販の水素水には健康に良いと言う科学的根拠は全くない』とか言う無知蒙昧な人々に『私が間違っていました』と泣いて全裸土下座させることを目的とした小説(NiOさん作) 

https://ncode.syosetu.com/n6297eb/

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i000000
(バナークリックで、NiOさん作「深海の駅」に飛びます)


i000000
(バナークリックで、NiOさんチャレンジの参加作品一覧に飛びます)
― 新着の感想 ―
[良い点] 魔術、使ってみましょうかね。
[一言] 新着更新から小説を探すこと、結構ありますよ……?(やってみたらはまる) オススメ。
[良い点] 共感できました。私も作品を投稿したことがあるのですが、明日には埋もれてしまいましたので。アクセス数などその日を過ぎればミジンコ程にしかありませんし。 [気になる点] 強いてあげるならば一番…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ