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「はぁ~大変だったな」


あの後に受付嬢や冒険者達に事情を説明し、皆が起きたのを確認した俺は現在宿泊している宿屋に戻った。


「でも意外だったな」


眠らせてしまった事を謝罪した時に、皆気にしなくても良いと言ってくれたのだ。


受付嬢はともかく、冒険者には文句の1つでも言われると思っていたら、特に文句を言われることもなかった。


理由の1つとして今回の問題を起こしたのが修羅だったという事を考えても意外だったなと考えてしまう。


「まぁ特に問題にならなくて良かったよな」


俺はそう考えて布団に入り、眠りにつく。


ジリリリリと目覚まし時計の音で目を覚ます。


「ふぁ~、さて、今日は何をしようか」


俺はいつも通り水魔法で作った水で顔を洗いながら本日は何をしようかを考える。


やっぱり今日は昨日行けなかった料理屋に行ってみようかな。


アロマキャンドルが暴走し、冒険者を含めた皆の対応をしていた為、昨日は料理屋に行くことが出来なかったのだ。


しかも昨日は元々外食をすると女将に伝えていたので宿屋で食事も取れないという状況になったのだ。


幸い食事はアイテムボックスのなかに入っていた食材を調理して食べたけど。


一応店の名前は聞いたんだが…確か黄金の皿だったか。


貴族や金持ちが通う料理屋らしいが、店名の通りに黄金の皿を使って料理を出すらしい。


何度かその皿を盗もうとした奴も現れたらしいのだが、いずれも失敗に終わっているらしい。


開店時間はまだ知らないが、この世界の食文化を調べるのには充分だろう。


となれば早速黄金の皿の開店時間を調べる事にしよう。


部屋を出て朝食を食べて俺は街に出る。


確か修羅がは黄金の皿の場所は貴族街にあると言っていたな。


という事で俺は貴族街に向かって歩く。


王都は王城を中心に広がっており、中央に近くなれば成る程、貴族や地位の高いものが住めるようになっている。


具体的には王城に王族、そこから順に公爵家、侯爵家、伯爵家等々の貴族が住んでいる貴族街。


そしてその次に騎士達や貴族に仕えている者達が住んでいる騎士街。


そして最後に平民が住んでいる一般区画がある。


ここには冒険者や街に来た人が泊まれる宿や武器屋等が多数存在しているという感じだな。


まぁ身分によって住む場所を固定すればもめ事が起きることは少なくなるし、現状問題は無いらしい。


というより、この国は貴族はともかく、王族に人気がある。


この国は貴族は確かに優遇している感じは有るが、平民にも一定以上の生活が送れるようになっているから不満が出にくいのだろう。


俺もクリスや王さまには好印象を持ったしな。


ちなみに、貴族街と言っても貴族は普段、自分の領地で暮らしているため、来るのは召集された時や王都に用事がある時だけだ。


騎士街が有るのは職場である貴族街に行きやすいという理由も有るだろうが、本質的には平民が反乱等を起こしたときに貴族達や王族に危害が加わらないように対処する為だろう。


この世界はダンジョンに潜りモンスターと戦うことで身体能力が上がる為、騎士は定期的にダンジョンに潜らないといけない。


まぁ騎士が冒険者達より弱かったら意味がないから分からなくは無い。


だが、日夜命がけでダンジョンに潜っている冒険者と騎士達、戦ったとしたらならばどうなるかは分かるだろう。


そりゃあランクが低い冒険者相手なら騎士達が勝つだろうが、一定以上の実力を持つもの、つまり冒険者ランクが高い者が戦えば…まぁ冒険者が勝ってしまうだろう。


まぁ冒険者ランクが高い者は貴族の推薦で騎士になったりもするらしいし、そこのところはどうにかなっているのだろう。


冒険者の中には騎士になる為に冒険者になる者も居るらしいしな。


冒険者と騎士達の違いを述べるとしたら命の危険が常にあるダンジョンに潜って一攫千金を狙うか有事以外は見回りなどの仕事をするだけで安定した収入を得るかの違いだろう。


そう考えながら貴族街に歩いていた俺だが、考えに没頭していたのか人にぶつかってしまった

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