表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

キミの存在

作者: Soraきた

つい、濃い味を選んでしまうのは

もともと好みの味であることと

もうひとつは

今も置き去りの目覚まし時計のせい


この時期でも半袖でいる

「・・いまどきの小学生じゃないでしょ」

決まって、その一言


重ね着は苦手なんだ

特に肩のあたりが突っ張った感じがして

なんか気が重たく感じてしまうから・・

そう言って拒んでみては

風邪をひいた1週間前のことは

素直に認めないといけない


出かけるときは

マフラーをかけてくれる

いまの服装とアンバランスさは認めるけど

そんなキミの出来事を

けっこう気に入ってた


通りの向こう側の

お気に入りのお店に入り

午前中まったり過ごすのが

何とも言えないくらい好きだった

誰にも邪魔されない

束縛されない

好きな雑誌を見ては

知識も増えてく


部屋に残された目覚まし時計

朝、目覚めの悪いキミのためのモノ

何度声をかけても

なかなか起きないでいた


僕のココロのほうは

目覚まし時計をセットしなくても

キミの存在がないことに

目覚めてしまっているけど・・



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ