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51話:2010年・ラスベガスの旅行2

 もちろん、ここも素通り、ニューヨーク・ニューヨークホテルも品がないねと言いMGMグランドホテルを見て何て大きいのと驚いた様に言った。そこからモノレールにのってパリスへ行きたいというので、パリスホテル近くの駅で降りて、ラスベガスのメインストリート出た。


 すると、ちょうど道の反対側のベラージョホテルの噴水ショウが始まり、それを見たいと道を渡り噴水が音楽に合わせて踊るような様を見て素敵じゃないか。こう言う上品なショーがいいねと茜さんが言った。パリスホテルを見て、思わず、これエッフェル塔じゃないかと言った。


これで良くフランス人が怒らないね偽物を作っちゃ駄目だねと言った。フランス料理のバフェって書いてあるけど、興味あるねと言い、昼食は、パリスのバフェをいただく事にした。もちろん行列が出来ていて12時半にテーブルについて好きな料理を選んで、持ってくるシステムだった。


 お盆に、好きな料理を持って、テーブルに戻ってくるとテーブルを見て、なんだ、こんなに小さいのかと言い、これじゃ、日本の安いファミリーレストランみたいだねと、ちょっとがっかりしたようだった。昼食を終え道を北上すると左手にシーザースパレスが見えた。


 格好いいビルだねと言い、そのホテルに入っていった。すると志保さんが、茜さんに素敵なショッピングモールを見つけたと言い、そちらの方へ歩いて行くではないか。男性達が、その後を追いかけるようについていった。茜さんが、映画で見た古代ローマみたいねと笑った。


 ざっと見ただけで買い物はしなかったので、泰平は、内心、喜んだ。今度はホテルに入ると南国の密林みたいに多くの南国の木が、うっそうと茂っていて異次元の世界に迷い込んだようだった。その後、フロントを見ると、なんと壁が大きな水槽になってるではないか。


 その後、シアターで、ベッドミドラーの歌謡ショーが、行われると書いてあり泰平と志保さんが、2人で行きたいねと話した。そうして、また歩いて巨大なベネシアンホテルを見て、また、でかい建物だねと茜さんが驚いていた。しかし、ちょっと入って見ることにした。


 ホテルのロビーに入ると、天井にフラスコ画がいっぱいあり、超豪華、廊下の天井もアーチ状になって、多くのフラスコが描いてあった。その長い廊下を入っていくと、カジノに通じて、更に進むと、そこは、ベニスの町と言った感じで、川が流れ、運河をゴンドラが通っていた。


 町並みもベニスそっくりでサンマルコ広場まである。とてもホテルの中とは思えない。ベネシアンホテル恐るべしといった感じだった。ホテルに戻ったのは16時過ぎだった。4人とも、疲れたの仮眠。その後、18時半、義理の両親に「美女と野獣」のミュージカルを見に言ってくると伝えた


 ホテルを出て行き、徒歩20分で会場に入り、約2時間のミュージカルを真剣に見た。ショーが、終了すると、すっかりお腹が空いたので、そのホテルのレストランで、遅い夕食をとり、22時過ぎにホテルに戻って来て寝た。

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