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41話:釧路からのドライブ1

 数日後、朝8時にフロントに集合してホテルを出発して11時前に摩周湖第一展望台に到着した。展望台の正面にカムイヌプリ・摩周岳、神秘の湖のえくぼカムイシュ島、遠くそびえる斜里岳など自然のあふれる景色を十分に味わうことができた。


 その後、30分で摩周湖第三展望台に着き、摩周第一展望台とでは摩周湖の雰囲気が一変した。正面のカムイヌプリ・摩周岳は険しい男性的な形となり、カムイシュ島は、間近に望め、世界一の美しい水は絶壁の樹木を映して変化した。


 カムシュ島は 摩周湖の唯一の島で、カムイシュとはアイヌ語で「神となった老婆」を意味し、見えている部分の大きさは約110m×40mで、水面からの高さは30mほどだがm実はこの島、高さ約240mの火山の頂上部がほんの少しだけ水面上に顔を出している。


 摩周湖の中に硫黄山を少し小さくしたような火山が姿を隠しているのだから驚き。カムイシュ島の伝説について、第一展望台の休憩所の人に聞いた所によると、昔、稚内のコタンの強い酋長が、だまし討ちにあい殺された。酋長の母は孫を抱き闇にまぎれて逃げた。


 しかし老婆は山野を逃げまどううちに命より大切な孫を見失った。愛する孫をいく日も探し続けて摩周湖のほとりまで来た老婆はカムイヌプリ・摩周岳の神に一夜の宿をお願いしたところ快く引き受けた。老婆はそのまま悲しみと疲労で動けず摩周湖の小島・カムイシュ島になってしまった。


 今でもこの島に人が行くと孫が来たのかとうれし涙の雨や雪を降らせるという。この話を聞いた時、志保さんと富さんが目に涙を浮かべ泣いた。つられて、徳川真一も泰平も、思わず涙ぐんだ。そのカムイシュ島を間近に眺めると、また、再び涙がこぼれ落ちるほど素晴らしい景色に感動した。


 その後、昼食をとり、今度は1時間かけて、屈斜路湖を一望できる藻琴山展望公園へ移動したが、空いていて、眼下に、屈斜路湖の全景が見えた。摩周湖と屈斜路湖を満喫して、帰路について、途中で休憩し、午後4時過ぎ、ホテルに到着した。


 翌週、朝6時ホテルを出て、泰平が、車をひたすら走らせ、途中、トイレ休憩を入れて10時、帯広に到着し真鍋庭園に入った。日本初の針葉樹ガーデン「ヨーロッパガーデン」「日本庭園」「風景式庭園」の3つのテーマガーデンで構成され樹木メインの植物園の様なシックな庭園を楽しめる。


 園内には、庭を駆けていく、愛らしい、エゾリスの姿もみられる。庭園は針葉樹が主役のシックな回遊式ガーデン。数千種に及ぶ植物にあふれる散策路は、こんなに多様な緑が、あるのかと、感心してしまうほどである。


 季節ごとの色あいを楽しみながら優雅な森林浴をウェルカムアーチをくぐって散策スタート。植物の香りがお出迎え。真鍋庭園の広さは何と2万5千坪と日本最大級。「エゾリス」「キタキツネ」「ノウサギ」と名付けられた3つのコースが用意されている。

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