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32話:須賀川肇さんの慈善事業を泰平が継続2

 この話を聞いて志保さんが、わかりました。それでは全面的に、私たち徳川泰平と志保で運営していきますから安心して下さいと、まるで治の顔をさげすむかのようにみると治さんが、それを察知しかのように顔を赤らめて、勝手にして下さいと言って、席を立って出て言った。


 これを見ていると、すみません、私が、こんな駄目な男にしたと言った。彼の母は、幼い時に不治の病、ガンにかかり、私が猛烈に仕事して2人とも見てやる暇がなく金だけ稼げば。家族は幸せだろうと勝手に考えて仕事に集中していたので愛情に飢えていたのか、私に反発するようになった。


 そして、ひねた子供になってしまったと言い全部、私が悪いと泣き出した。それを見ていた志保さんが、そんな事ない。昔、食うにも困って道ばたで多くの日本人が飢えて死んだ時代。そんな時代、身を粉にして、お金を稼ぐって立派ですわ全く卑下する必要なんてありませんと大きな声で言った。


 泰平が結婚して、こんな気丈なことを言う志保さんを見るのは初めてだった。このやりとりを聞いて、須賀川肇さんが、これで安心して、この事業の継続が出来ると大泣きした。その光景を見て志保さんが

「人間って本当にどん底におちても這い上がる人、もっと落ちて飢えて死ぬ人」

「さらに自分が飢えない様に他人を犠牲にしても生き延びる人に別れるのね」


 須賀川肇さんと泰平さんは這い上がる人で良かった。残念ながら息子さんの治さんは一番最後の最悪な人ねと、さらっと言ってのけた。続けて、でも須賀川肇さんも泰平さんも、どん底から這い上がるとき、その苦労を身にしみ知ってるから、その苦労を身内にさせたくないという優しさがある人何だわと安心したように言った。


 本当に苦労した人でないと、きっと、この気持ちわからない。そういう人の情のわからない甘えん坊さんの子供が増えて来るのは困りますねと言った。こんな話をして長い時間がたったので、本当に、今日は、ありがうとございましたと須賀川肇さんが言い、食事代を全部、支払いしてくれた。今後とも、この慈善事業を継続をお願いしましたよと言うと志保さんが頑張ってやりますから、ご安心下さいと答えると徳川泰平さんもすごい人だと思ったが奥さんの志保さんは、もっとすごい強くて優しい人だと彼女の手を握って深々と頭を下げた。顔を上げると、涙が、あふれていて3人とも涙をふきながら、店を出て来た。帰り道、泰平が志保さんに君が、こんなにしっかりした気持ちの持ち主だとは知らなかったと言った。


「もう一度、惚れ直したと言うと志保さんが、泰平さん、あなたは本当に幸せ者よ私と結婚できてと笑い、通り、突然、泰平に抱き付いた」

「よせよ、恥ずかしいじゃないかと泰平が、照れ笑い」をして家に帰った。


 その後、2006年1月から慈善事業の正式名称を「肇の一歩」と命名して再出発することにして電話の応答の経験者でインターネット通信、スカイプ、ホープページ維持管理出来る人で、自宅での仕事を寄贈する女性を月11万円の給料で事務員を募集した。


 すると15人から応募の電話が入り面会して1人・衣川幸恵さんを採用した。

「肇の一歩」の事務局として夏休み、冬休みGW、正月、有給休暇ありで土日以外の9時から17時まで電話応対の仕事をしてもらい急を要する用件は泰平か志保さんに電話し相談。その他、連絡内容をインターネットメールで毎日、送ることとした。

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