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異世界までジャンプ!  作者: ノベル
1/3

プロローグ

「暑い…」

俺の名前は桐谷 隼人、28歳。現在、町内会の草刈りボランティアに参加中である。

休みなので、エアコンが効いた部屋でゴロゴロしていたのだが

「暇なら草刈り行かんね?」(威圧)と言われ母の代わりに草刈りに強制参加させられている。


草を刈ること3時間後、昼過ぎに草刈りは終了し、草刈りしていたボランティアの人達は自宅に帰って行った。俺はというと、ボランティア料で貰った500円で缶コーヒーを買って公園のベンチで一服する事にした。

「あーっついし、疲れたなぁ。それにしてもガキンチョ達は元気やなぁ〜」


目線の先には駄菓子屋に500円を投資した子供達が、お菓子やらアイスやら食べながら鬼ごっこをしていた。

「俺も昔はよく公園で遊んだなぁ〜。あいつら元気でやってんのかなぁ」とクソガキだった時を思い出していると、子供の一人が走ってきて、


「にいちゃん、何か凄いのやってよ!」と言ってきた。


流石小学生。無茶振りである。何か他の子も「なになにー?」とか言って集まってきている。

ただでさえクソ暑いのに子供が集まってきてさらに暑い。しかもお菓子食べながら揺らしてくるので、何かアイスとかきな粉棒のきな粉とかが服にメッチャつく。やめなさい!


「わかった!わかったけん離れろ!」そう言って俺はブランコに行った。


俺が今からやろうとしているのは、立ち漕ぎジャンプ。ブランコをメッチャ漕いで空を飛ぶやつである。


「危ないけん離れとき」そう言って子供達が離れたのを確認して全力で立ち漕ぎ開始。


大人になってから漕ぐのは初めてで、筋肉がついたせいかメッチャスピード出るし、ブランコも軋んでちょっとビビりながらもジャンプ!

後ろから子供達の歓声を聞き、心の中でガッツポーズをして着地。


後ろを振り返りドヤ顔を決めると、ブランコも子供達も消え、森が広がっていた。



「は?」




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