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第六話 自己紹介と決別

ビフォーアフター

他の方の小説をみてなるほど、

空白はこう使えばいいのかと気づき

全話修正。

すこし、読みやすくなったと思います。

天野は俺の問いに答えない、、、、。

周りの静けさに俺の頭が急速に冷える。

俺が右手で涙をぬぐっていると、


「その、よろしいですか?勇者様がた。」


お姫様が俺達に声をかけてきた。


「なんですか?勇者を傷つけた俺を捕えるのか?」


俺の口から警戒の言葉がでる。


「いえ、私達はまだあなた方のお名前すら、

伺っておりません。ですからあなた方の事情に

立ち入ることもできません。」


お姫様の言葉に俺たちは名乗ってすらいない

事に気づいた。


「自分の名前は、川田 大吾です!リリアーナ様!

これから、よろしくお願いします!!」


川田が俺から離れお姫様に力強く自己紹介した。


「はい、大吾様、こちらこそお願いします。」


お姫様が花のような笑顔でこたえた。


「僕は、葉山 優二です。それと双子の妹の優奈

です。まだ、状況を理解できていませんが、

よろしくお願いします。」


葉山も俺から離れ立ち上がり、お姫様に向かい

頭をさげた。それと同様に葉山(妹)も


「葉山 優奈ですー。

よろしくお願いしまーす。」


天野から離れて、葉山の横に来て、

並ぶように頭を下げる、雅な光景だ。


「優二様、優奈さま、お二方とも

よろしくお願いします。」


お姫様も優雅に頭を下げる。


「お、俺は、天野 達也だ、、、。」


天野が左肩を押さえ、座りこんだまま

震える声で名乗った。


「達也様ですね。達也様には治療が必要です。

よろしいですか?」


お姫様が俺に尋ねる。俺が頷くと、


「司祭様をお呼び出しして下さい。」


騎士っぽい人に指示を出して、俺を見る。


「赤月 火炎だ。俺は巻き込まれただけだろ?

もう帰りたいんだけど。」


俺が冷たく言い放つと、お姫様は、


「申し訳ございません。私達はあなた方を還す術を

有していません。」


深く頭を下げた。川田を除く三人が息を飲んだ。

その言葉を冷静に受け止めた俺は、


「有していないってことは、帰る方法は存在して

いるのか?それとも、」


頭を上げたお姫様は、俺の目をみつめ、


「解りません。少なくても過去に召喚された方が

帰還したという話は残されていません、、、。」


(やっぱり、すごい美少女だなーー。)


お姫様の瞳をみつめ返していた俺は、

関係ないことを考えながらお姫様に言う。


「解りました。存在していないと決まった訳でも

ないのなら、俺は自分でそれを探したい。

俺はこの城から出て、この世界を旅して、

帰る方法をみつけます。」


お姫様が俺を真剣に見つめる。


(やばい、このままここに残ってたくなる。)


俺は頭に浮かんだ考えを振り払い、


「つきましては、旅を始めるためにこの世界の事、

常識などを教えてもらいたい。

あとこの世界の通貨を旅の資金に欲しい。」


俺の言葉にお姫様は潤んだ目で俺を見つめて、


「火炎様、残ってはいただけませんか?」


(ホント、この子、自分の武器解ってんなーー)


俺はお姫様の目を見つめ返して告げる。


「俺は自分の世界にかえりたい。俺達の世界も

侵略者に襲われたんだ。俺は世界を守るために、

戦って侵略者達を倒した。俺の戦いは終わった、

平和な日常に俺は戻りたいんだ。

だから残れない、すまない。」


「解りました。ゴウトク大臣お願いします。

火炎様をお連れして下さい。」


お姫様は諦めておっさんに頼んだ。


「お任せください姫様、では火炎殿

私についてきてください。」


俺はおっさんに連れられて玉座の間を

後にした、、、、、、、、。





そろそろ連日投稿がきつい。

しかし、一日一件ブクマが増えている。

皆さんのおかげで、まだ頑張れるはず。

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