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第十九話 現在の俺

 ギルドでの騒動から一か月がたった。

俺は目を覚まし隣で寝ている美人、マチルダに

目覚めのキスをした。


「んっ、、、おはようカエン。」


 一か月前、ギルドでの宴会は町中を巻き込んだ

ものとなった、周囲の料理屋だけでなく他の

ギルドなども酒や料理を持ち込んできて共に騒ぎ

町の住人も集まる規模に膨れ上がった。


 マチルダは娼館ギルドのギルドマスターで

騒ぎの原因となった俺に興味を持って近づいてきて

俺を気に入りそのままお持ち帰りしたようだ。

ギルドマスターが直々にお持ち帰りした俺に

娼館ギルドのメンバーも興味を持ったらしく翌日の

有様になったようだ。


 俺はその後も娼館ギルドで寝泊まりしている。

娼館ギルドの全員に気に入られた俺はマチルダ以外

ともベットをともにしていた。

既にここは俺のハーレムとかしている。

俺はマチルダをベットに残し、身だしなみを整えて

廊下に出て外へと向かう。途中ですれ違う全員と

おはようのキスを交わしながら。


 娼館ギルドから出た俺は冒険者ギルドに向かう。


「カエンちゃん、おはよう。」


 すれ違うおばちゃんや、


「おっ、カエンまた仕事たのむなっ!」


 前に仕事の依頼を受けたおっちゃん、


「おはようございます、カエンさん。」


 和解した冒険者達とあいさつを交わす。

そして俺は冒険者ギルドに着いた。

中に入ると、受付嬢の1人が俺に、


「おはようございます。早いですね、カエンさん。」


 笑顔で挨拶をしてくれる彼女に、


「おはようございます、アリサさん。」


 挨拶を返して彼女の元に向かう。


「カエンさん、あなたは昇格条件を満たしたので

今日からCランクです。」


「ありがとうございます。Cランクで受けられる

いい依頼はありますか?」


 俺の問いにアリサさんは困った顔をして、


「もう、カエンさんに相応しい依頼なんてないです。

ギルドマスターの勧めどうりAランクから始めれば

良かったと思いますよ?」


「いや、確かに俺は強いかもしれないけど、

それだけじゃダメでしょう。ちゃんと順序よくあげる

ものだと思って断ったんですよ。」


「ふふ、そうでしたね。」


 そう俺はギルドマスターがAランクから始めろと

勧めてきたのを断り、一番下のFランクから始めた。

その行為は俺の実力を知る冒険者ギルドの面々を

驚かせた、Fランクの仕事で町の清掃や使い走りなど

でも真面目に取り組んだ俺の評価はうなぎ上りだった。


 俺がぼこぼこにした連中も宴会の後、

ギルドで顔を合わした時、俺が普通に挨拶すると

最初はビビッてたがすぐに打ち解けた。

たまに一緒に仕事をする事もある、いくら強くても

俺は冒険者としては駆け出しだ。

そんな俺に彼等は丁寧に仕事を教えてくれた。

俺も彼等とはわだかまりなく付き合ってる。


 ギルドの雰囲気もずいぶん変わった。

新人が来たらまずちゃんと受付を教え、登録後に

本人に指導は要るか聞いて、望めば先輩の冒険者に

仕事を教わるという形を取るようになった。

指導をする冒険者の報酬はギルドから出ている。

引退間近の経験豊富な連中がよく指導していて

ここ最近の新人の死亡率はゼロになった。


 町の住人とも以前まであったトラブルもなくなり

他のギルドとの関係も以前より良好になってる。

完全に俺はこの町に受け入れられていた。


 俺が考え込んでいると、アリサさんが、


「カエンさん、この依頼はどうですか?」


 彼女が見せた依頼書には、不死鳥の涙を得るため

フェニックスに挑むパーティーメンバーを募集する

ランク度外視の個人依頼だった。


(ピーちゃんか、この世界のフェニックスにも

興味あるしいっちょ受けてみるか。)


 俺はこの依頼を受ける事にして依頼人が待つ

町に向かう。

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― 新着の感想 ―
お疲れさまです。面白かったです。 ヒーロー×異世界ってなかなか可能性を感じます…
[良い点] これくらいが面白い [一言] 一気に読んでしまった... 続きでたら絶対面白いんだろなぁ...?(チラッ) まぁ、気が向いたら期待してますよ!
[良い点] 面白いです。 [一言] 更新止まっているのが残念ですが面白かったので気が向いたときに続きを書いてくださるのを祈っております。 楽しい時間をありがとうございます。
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