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戦争の理由

武器や兵器のない平和が欲しいと願うなら

どうしてそれらを持つのでしょう

弱い自分を守るためならば強い自分を描けばいいのに

自分の命が大事ならば自分の命だけが大事なのだと言えばいいのに

どうして弱さを認めないで

どうして自分を大事だと言わないで

武器や兵器を持つのでしょう

何も持たない丸腰になったら

知恵や知識を身につけて晴れやかに笑うといいのです

そのほうが心にしこりのある人にとってとても恐ろしいのですから


武器や兵器のない平和の世をつくりたいと願うなら

どうしてそれらを持つのでしょう

権力にしがみついていたいのならば不老不死を探せばいいのに

財力を手放せないのならば実直に働けばいいのに

どうして権力の亡者だと認めないで

どうして財力の愚者だと言わないで

武器や兵器を持つのでしょう

何も待たない丸腰になったら

本当に愚かな貧乏人になって汗を流して笑うといいのです

そのほうが汚れを知らない人よりもはるかに強い武器なのですから


どうして戦争を起こすのでしょう

お金のためでしょうか

宗教のためでしょうか

私から見ればそれは

自分が信じているものを信じきれていないからとしか思えません

自分が弱く愚かで儚く信じることも愛することも出来ないのだと

言いきってしまえば戦争よりも大事なものに目がいくのです

安直な理由で戦争が起きるのならば

それはただ愚かな者の集団となりはてるだけなのです

2012/07/05

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