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子供の独り言
この国は言動や思想の自由が
約束されているのに
独裁者がいるようだ
愛国心の表現が決められているらしい
心の中では「こんな国どうにでもなれ」と
思っていても
決められた表現に従えば
愛国心を持つことになるらしい
心の中では「この国のために」と
思っていても
決められた表現に従わなければ
愛国心を持たないことになるらしい
独裁者は知らないらしい
象徴は象徴でしかないことを
表舞台で動く人間を
尊敬できるかできないかによって
国への評価が決まることを
そしてなにより
自由を取りしまるということは
自らの決断だけで
生きとし生けるものすべての人生を
背負わなければいけないということを
独裁者は知らないらしい
ふと思う
こんな風にしてあの大戦が
始まる下準備がされていったのでは
ないだろうかと
争いをも知らない子供が
独り考えてみただけなのだ
2011/06/15




