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気づき

手を伸ばしてみて気付いた

私は独りが好きなんだと

他人を信じきれないから

どこかぎくしゃくしていく

他人を信じきるから

どこかぎくしゃくしていく

中間なんて存在していなくて

ただぎくしゃくする関係になる

恐怖と羨望によって曇りガラスの眼鏡をつけたまま

他人に接し

否定と侮辱によって城壁を築いたまま

自己に対する

反論と異論を知っていても

それを信じきることができない

自意識過剰のままに生きてる

嫌な部分が増えていくだけ


手を伸ばして気付いた

私は私が大好きで

私は私が大嫌いなのだと

努力しない人間にどんな価値があるだろうか

しかし終わりにしてはならない

時を止めてはいけないのだ

それは私が私に負けるとき

それは私が私を忘れたとき

それは私が私に涙しなくなったとき

きっと誰かのためにという言い訳をしなくなったら

私は私を褒めて涙し

私は私に帰るだろう

それまでは努力しない私自身を

終わりと続きの境界線であがいていなければ


手を伸ばして気付いた

私が持つ世界はとっくに大きくなる準備を終えていたのだと

私が未だに追いつけないだけで

読んでいただきありがとうございます。

自分に対する見方は人それぞれ。もちろん他人に対しても。

     2011/11/18

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