エピローグ~桜咲~
長かった...。
これでラストです(T-T)
そんじゃ、最後の“桜の花が咲く頃に”、スタート!!
心臓が速い鼓動を打ち、気分はとても高揚している。
いまだ心は冷め切っていない。
「・・・成功したんだよな。」
一言つぶやいた俺は、脱力感とともに大きなため息を着いた。
それは達成の後から来る脱力感で、とてもすがすがしい気持ちだった。
そして近くのベンチに腰掛ける。
山から流れてくる心地よい風が俺を包む。
高ぶったテンションで体も心も熱くなってる俺には、ちょうどいいクールダウンになった。
少しの間、吹く風に身を預けていたが、すぐに立ち上がる。
そして桜の木の方へ歩き出す。
なぜだかは分からないが、急に桜の木が見たくなったのだ。
この学校で一番大きな桜の木。
満開の時はとてもキレイで、よくみんなで花見をした。
昼休みでは、この木の下でくつろいだりした。
この桜の木を見ていると、今までの思い出が呼び起こす。
いいことも悪いことも全部思い出す。
今になってはすべていい思い出だ。
そしてふと桜の木を見上げる。
「・・・なんだちゃんと咲いてんじゃねぇかよ。俺が咲かす必要もなかったんじゃねぇか。」
少し皮肉な言葉を桜にぶつける。
「・・・まぁでも、最後にありがとな。」
風が流れる。
今この世界にはこの桜の木と俺しかいないような静けさが広がる。
「あっ!やっと見つけた!こんなところで何やってるんデスか!?」
「もう、主役が抜けちゃダメじゃないのよ。」
「早くいこ、みんな待ってる。それにまだ卒業式は終わってない。」
俺を呼びに来た3人。
こいつらが来ることによって、静かだった周りの空気がとても騒がしくなったかのように感じた。
「ふっ、しゃあねぇな。じゃあ戻るか!」
「「「うん!」」」
そして体育館に戻る俺達。
それを見守る桜の木が風に揺れる。
その桜の木には、一輪の花が凛と咲いていた。
やっと書き終えましたorz
いや~、3月ぐらいから書いてたんかな?
卒業の話やのに、いまや5月、いや6月を迎えようとしてるわwww
まぁでも最後まで終わらせれて結構感激!!
それでは最後に、
今までこの作品を読んでいただいた方々、今までこの作品を読んでいただいてありがとうございましたm(_ _)m
この作品はここで終わりですが、また別の作品に友情出演さしたり、続編などやっていけたらな~、って考えてたりします。
そのときはまた読んでいただけたら嬉しいデス!
それでは、またの機会まで~(≧▽≦)ノシ