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ヤミノクニ  作者: 瓜坊
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迷い

 ブッチさんに健闘を祈られ仕方なく先に進むことにした。

 森の中を一人で進むこと数分。

 ずっと誰かに見られている気がして仕方なかった。

 辺りには誰もいないのになんで。

 誰か傍にいて欲しい。

 不安にかられ、精神が安定しない状態がしばらく続いた。

 なんで皆ぼくが闇と知って一緒に居てくれたんだ?

 答えが知りたい、教え欲しい。

 ぼくに何の価値があっただよ?

 生まれてダメだったのに・・・。

 今から戻って確かめようかな。

 そうすればきっと・・・いや、ダメだ。

 皆に迷惑がかかる。

 前へ行こう。

 不安が消えないが、何も知らないが前に進むことを決めた。

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