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#5 日常が色付く・・・残り96日・・・

更新、遅すぎますかねぇ・・・


お楽しみ下さい┏●

結婚してからの日常にこんな事は無かった・・・

日光が窓から入り、心地よく目覚める朝。

日曜日くらいゆっくり休ませて欲しいけど、子供は遊び盛りでリビングで元気一杯だった。

旦那は私より早く起きているにも関わらず、朝食の準備も、洗濯物も、子供の相手さえしない・・・

私が少しくらい手伝ってちょうだい?と、言っても、


「疲れている。それは嫁さんの仕事だろ?」


こう言って何もやろうとしない。

だから私は決心した。

この人は同居人。

少ない金額しか降ろせないATMだと。

でも・・・最近は違う。

R君と会話をしていると、こんな旦那でも良く見えてくる。

R君が励ましてくれると、どんなに疲れてても家事が進む。

R君は私の日常に現れた救世主だと思った。

私はR君に心惹かれ、全てを捨てても良いとさえ思う。


*********************


今週も色が無い日常が始まった・・・

子供を起こし、朝食を作り、旦那を送り出す。

洗濯物を済ませ、幼稚園に送り、掃除機をかける。

ようやっと私の時間。

R君と私の時間・・・


『おはようR君♪昨日はごめんね。少し変なテンションだったの・・・』


『おはようございますレイさん♪いえいえ気にしないで下さい。俺も勘違いしちゃって、嬉しくなっちゃいました!(笑)』


私みたいなオバサンの♡マークでも、嬉しいなってくれるんだ!!

やっぱりR君との会話は、心が踊るわ♪


『こんなオバサンなのに、嬉しかったの?(笑)あんまり、からかっちゃダメよ〜(笑)』


『からかう気なんて無いですよ〜(笑)女性とお付き合いした事無かったんで、♡マークでも嬉しんです(笑)』


付き合った事無いんだ・・・可愛い♪

でも新しくやり取りしてる人って多分、女性よね・・・

私みたいなオバサンなんて、きっとR君の眼中に無いわよ。

そうよ・・・私達は()()として、仲がいいんだから・・・私が舞い上がっちゃダメよ・・・


*********************


月曜日はバイトがあるから、正直大学休みたいんだよなぁ・・・

夕方からスーパーのバイトをしてるけど、何故か俺のシフトの時だけ忙しい。

レジ打ちに入ったり、試食コーナーに入ったり日によって様々だ。

この前なんてパートのオバサン連中に、


「君が試食コーナーに居ると、売り上げがグーンと上がるらしいのよ〜!レジ打ちしてる時だって、行列出来てるでしょ〜?オバサン達にモテるのは得なのよ〜♪だからジャンジャン、シフト入れてちょうだいね〜!」


売り上げとシフトの関係は分かる。

だけど、何でパートのオバサンに言われなきゃいけないんだ?

スーパーの売り上げが上がろうとも、俺達の給料は変わらないハズだ。

ホントに憂鬱だが、最近はそうでも無い・・・

バイト前にレイさんからのメールがあるからだ。


*********************


講義が終わり腕時計を見ると、そろそろバイトに行く時間だ。

単位も欲しいけど、結局は金の方が勝つ。

スマホのマナーモードを解除して、大学を出たと同時に通知音が鳴った。


『そろそろバイトだと思ってメールしたの・・・今日も頑張ってお店の売り上げを上げちゃうのよ♪

私がお客さんで、R君にレジしてもらえるなら、嬉しわよ!(笑)

バイト終わったら、また会話しましょ♡

いってらっしゃい!!』


この一通で、どれだけ元気が出る事か・・・

♡マークも付いてるし♪

レイさんと会話してると、胸の辺りがおかしくなる時がある。

モヤモヤとも、イライラとも違う・・・もっと心地よくて、素敵な感じの・・・

俺はそんな感情を抱いてバイトに励んだ。

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