#1 ここから始まった ・・・残り100日・・・
女性向け作品2つ目です┏●
妄想で書いてる部分が多いです┏●
お楽しみ下さい┏●
恋は盲目と言うけれど・・・そんな事は無い。
ちゃんと周りが見えて、欠点等も分かってる・・・
でも、辞められない・・・
別れたくない・・・
君と一緒に世界の果てまで・・・
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俺は寂しがり屋じゃない!
数年前から言っている事だった。
ネットに触れるまでは、彼女なんて不必要だと思っていた。
文字だけの関係がここまで楽しいなんて、知らなかった。
だから俺は、友達作りのメールサイトに登録した。
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「こんにちは!20歳の誕生日をキッカケに登録しました!良かったら、楽しくやり取りして、お友達になりましょう!・・・っと。こんなもんでええか。」
プロフィールを入力し、一息ついた。
当たり障りの無い自己紹介文にしたら、楽しい人が来るハズだ。
ピコン♪♪
ほら来た。
届いたメッセージを開いてみる。
『初めまして、若いですね(笑)良かったら私と話しませんか?』
若いって・・・確かに、このサイトは30歳〜が多い。だって同年代、嫌いやし。
とりあえず返信してみよっ。
『初めまして!もちろん良いですよ!良かったら仲良くしましょ〜。』
このサイトで初めての友達になると良いけど・・・
ピコン♪♪
『ありがとう!ねぇねぇ、案外近い所に住んでるみたいだし、良かったら会わない?』
・・・・・・友達作りのサイトでしょ?
正直、苦手なタイプ。
そりゃ俺だって興味はあるけど、初対面かつネットの人やろ・・・やめとこ・・・
『すいませんが、会うのは遠慮しときます。』
やっぱり自分から声掛けた方が良いかも。
そう思って、1時間ほど吟味した結果、1人の人に声をかけた。
『良かったら、友達になりましょう!楽しいやり取りがしたいです♪♪』
返信がなかったら、他の人探すしか無いな。
ピコン♪♪
『私で良かったら、よろしくお願いします。でも話、合いますかね?私、オバサンだから・・・』
いやいや。オバサンって歳じゃ無いでしょ。
確か、25歳って・・・・・・やば。35歳って書いてる。話、合わなかったらどうしよ・・・
『大丈夫ですよ(笑)古めのアニメとか好きですし(笑)それに、オバサンって思いませんよ?』
思えば、ここからだった。
この先に待ち受ける運命を決めたのは。
そんな事、知るハズも無く、当たり障りのない雑談をした後、俺は眠りについた・・・