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第7問

答えは『942』だ!

俺は紙の解答欄に記載をして指示通り一枚千切って壁にある穴へと投函した。


残る問題は4問。

先程とは違い回答後少し間が空き音の無い時間が流れ出した。


時間・・・?


そう、そこでこの部屋に無い物に気が付いた。

この部屋には時間を確認する為の物が何一つ無いのだ。

果たしてこの部屋で生活をする上でありえるだろうか?

勿論誰かが回収している可能性もあるが・・・


そもそも置く場所が無いよな・・・


目の前の問題用紙が置かれた卓上ならば置けるかもしれないがどう見ても後付だ。

部屋の色とまるでマッチしない。

そして、部屋の壁には壁掛けの時計を設置していた痕跡も無く・・・


腕時計や携帯も無いな・・・


自分の体を探るが勿論そんな物はない・・・

そこで気が付いた。

今日は一体何月何日なんだ?

そこで次の放送が始まった・・・


「それでは第7問を開始する」


不安という物は一つの可能性を考えると次々と膨れ上がり増えていく・・・

俺は頭を振って今は問題を解く事に専念する事にした。

被験者に選ばれてしまえば記憶が改ざんされ・・・

・・・まさか?!



第7問


次の『?』に入る数字を答えよ。


1+4=5

2+5=12

3+6=21

8+11=?



ハァッ?


変な裏返った声が口から漏れた。

どう考えてもおかしな計算式であった。

何か特殊な回答方法を導き出さなければならないのだろう・・・

となればこの問題には何かが足りない筈・・・


そうか!


俺は紙に計算をしながら答えを記入していった・・・


1+4=5


これの答えを下の計算に足すのか!


5+2+5=12


これだ!

俺は計算を記入していく・・・


12+3+6=21

21+8+11=


俺は答えを記入した。

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