〜日常、早い朝と通学路〜
1話見てない方は1話からご覧下さい
俺が手を合わせると同時に母さんと父さんも手を合わせた。
「「「ごちそうさまでした」」」
母さんが洗い物をしながら言った。
「神十、今7時だけど大丈夫?」
(...へっ? )
時計を確認すると本当に7時だった。
そして、急いで、自分の部屋に戻り荷物を持って、玄関に急いだ。
「母さん、ありがと、父さん、母さん行ってきます!」
「「行ってらっしゃい」」
母さんと父さんの声を聞きつつ
学校までランニングくらいの気持ちで走った。
(ここまで、来れば間に合うだろう)
そんなことを思っていると俺の友達、悠二がいた。
(...よし、驚かしてやろう)
そんなことを思いつつ後ろから忍び寄り悠二に抱きついた。
「うおっ?!びっくりした!なんだよ神十かよ...」
「おう、俺だ(笑)」
「というか、朝から抱きつくんじゃねぇ!」
「なんで、朝から男に抱きつかれなきゃいけないんだ!」
「まぁまぁ、そう言うなよ」
「残念ながら、俺にそんな趣味ねぇから(笑)」
そんな雑談をしていると俺達の学校 、田原高校についた。
靴を履き替えて悠二と雑談しながら教室まで向かった。
教室の扉を開けーーーーバケツが降ってきた。
(ーーーっ!)
俺は後ろに下がってバケツを掴んだ。
すると、教室が一気に騒がしくなった。
「やーい、引っかかってやんのー(笑)」
「いや、危ねーよ、というかガキか!(笑)」
「 やっぱ、神十はスゲーな」
「神十くん、大好きー結婚してー(棒)」
「うるせぇ、超棒読みじゃねぇか!」
「ちくしょう、神十に当てるのは無理か」
「アッキー、今頃気づいたの?(笑)」
「次は当ててやるからな!」
「ふざけんな、何回やれば気が済むんだ(笑)」
「神十様、今日イケメンが神がかっておりますー(笑)」
「あーハイハイ、神十様はイケメンですねー(ボソッ)」
悠二がそんなことをつぶやいていたが、スルーした。
そんな感じで、騒いでいると...
俺らの担任、藤本先生がやってきた。
「おーい、おまえらうるさいぞー!そして席につけ!」
先生が呼びかけると、みんなは素直に席に着いた。
そして、始まった...最後の日常が...
2話が完成しました
ほかのタイトルも作成中なので良かったらそちらも見てくださいね
ーーーーーーーーーーーーー鳥丸