#0呪われた死
初心者も初心者なので暖かい目でご覧下さい。
俺は、ごく普通の中学3年生"寺田司"
俺は学校で習う教科の事より、雑学の方が好きだ。
今は夏休みだが、友達の"悟"とその他色々と室内プールに来ていた、
「久々に泳ぐな」
「そうだっけ?先週も来た気がするんだが…」
「小さいことは気にすんな。みんな泳ごうぜ!」
と、ボケたようなことも言いつつ悟はプールに入っていった。まだ、夏休みなのだが、他の施設などに比べると、やたらと人が少ない。
先週はというと、俺と悟の2人で来たのだが人は今日の3倍近くして、すし詰め状態だったのだが、今日は老人が50人ほどしかいない。だが、そんなことは気にしない。
2時間ほど泳いで居たのだが、人は増えなかった…
俺たちは、何事もなかったかのように帰路へ付いた。
悟がいきなり
「なぁ、司。異世界ってあると思うか?」
「…………さあな。」
「そいだよな……」
などと言い出した。
俺は口外していないが、周りから見たら“オタク”の評価を受けるような趣味をしている。
なので異世界はあってほしいが「ある」とはいえなっかた。
妙な空気になった。
それから少したって信号を渡っている時にトラックが突っ込んできた。
自分が言ったことを流され少し一人の世界に入っていた悟はトラックに気づいていなかった。
「悟っ……クソ」
いきなり名前を呼ばれ現実に戻ってくるが状況がわからない様子だった
呆けている悟を突き飛ばし俺はトラックに撥ねられた。
(痛てー、やっぱり俺は呪われてんだな)
『告、、、いを、、、、、した。』
目が覚めると、ドラマや本のように病院のベットの上かと思うとこそこは――――――――――――――
広大な緑色に染まった大地の端に小さめの森があり、大地の真ん中には大きな湖があった…
「ここ、どこだ?」
いつもより視野角が広く遠くのものまではっきりと見える。立ち上がろうとするが、うまく立ち上がれない。
「あれ?」
そんなことを思った俺は、地を這うようにして、湖の反射で自分を見た。
「な、な、なんじゃこりゃーーー!」
俺の叫び声のせいで、周りに突風と呼べるものが吹いていた…