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私的徒然草  作者: 半信半疑
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096 ひまわり に ついて

「夏」という言葉で連想されるものはいくつかあるけれど、その代表格の一つとして、「向日葵」が挙げられる。黄色と茶色の組み合わせを持つあの花だ。直接的でないにしろ、誰もが一度は見た事があるだろう。この世に様々な花があるけれど、世界中でよく知られている花というのはあまり多くない気がする。そう考えると、向日葵はよく知られている方の花だな。ある有名な絵描きが描いた絵が有名だからだろうか。私も名前だけは知っている。絵も写真で見た気がするのだが、よく思い出せない。「見た」という記憶が先行している忌々しい例だ。だから、初めて見た時に抱いた感想もよく思い出せない。


 まぁ、それはともかく。私は、太陽に向かって伸びるあの花を見ていると優しい気持ちになる。皆はどうだろうか。黄色というのは明るい色であるし、柔らかく包んでくれるような感じがするのだ。太陽の動きに合わせて向きを変えていく姿も何だか健気である。光り輝く、とは言えないが、穏やかな光が向日葵にはある。それは太陽の光を吸収し、花弁から放たれている。その様は、「健気」という言葉よりも別の言葉が似合う。生憎とそれにぴたりと当てはまる言葉が見つからないのだが、意味的には「おおらか」が合っているだろうか。一人で精一杯な感じではなく、周囲を慮るような、そんな姿だ。まぁ、私の勝手なイメージに過ぎないのだけれど。


 吉田基己さんの漫画『夏の前日』は前にどこかで紹介したが、この本にも向日葵が何度か登場する。手に抱えた向日葵、燦々と咲く向日葵畑。私は行ったことがないが(よく覚えていない)、たくさんの向日葵に囲まれた場面を想像すると面白い。右を見ても向日葵、左を見ても向日葵、上を見ても向日葵、下を見たら…さすがに地面だった。上を見て向日葵だったのは、身長が追い越されていたからだろう。ものによっては人の身長ほど高くなるというし、想像の中で私は子どもだったので、簡単に抜かれてしまっていた。そう、私の場合、向日葵を見ている時は視界が低くなるのだ。現実と切り離されたところで向日葵を見ている。書いていて思ったのだが、向日葵を見る時はその方が良い気がした。


 その他に向日葵を扱っているものは、本では思い出せない。ゲームならある。有名なところではポケ◯ンかな。向日葵をモチーフにしたモンスターが存在するのだが、それは進化したモンスターである。進化前は向日葵の種の形をしていて、関係性を持たせている。中々面白い発想だった。モンスターはレベルアップで進化するものがいるが、この向日葵の種型のモンスターはレベルアップで進化しない。「たいようのいし」というアイテムを使わなければ進化しないのである。何というか、芸が細かい。個人的な意見としては、進化前の方が可愛らしいと思う。


 花の向日葵に限定しなければ、「ひまわり」という言葉で思い出すキャラクターがいる。『クレヨンしんちゃ◯』はご存知だろう。主人公のしんのすけ、その妹の名前が「ひまわり」だ。未だに赤ちゃん言葉しか話さないが、大抵の意思疎通は可能な模様。着ている服は黄色の赤ちゃん服。これは向日葵を意識しているのだろうか。中々愉快なキャラクターだ。最近(といっても少し昔の話だが)は映画で成長した姿を見せていた。髪の毛が赤ん坊のころの面影を残していて、やはりそこは譲れないのだろうなと思った。


 向日葵だけでは話せることが少なかったのでゲームや漫画の話をしたが、それでも多くは語れなかった。私が知らないだけかもしれないが、どれくらい関連するものがあるんだろうね。一度調べてみるのも面白いかもしれない。意外な発見があると思う。向日葵の花言葉に「いつわりの富」や「にせ金貨」があることくらい、意外な発見が。


参考サイト

・花言葉事典 >「ひ」の花の花言葉、 夏の花の花言葉 >ヒマワリ、ひまわり(向日葵)

http://www.hanakotoba.name/archives/2005/09/post_188.html

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