090 ガム に ついて
手持無沙汰と言ったら不自然だが、そう、口が寂しい時に何かを口に入れるとしたら、私はガムであることが多い。その中でも、キシリトールガムを噛むことが頻繁にある。その他のガムも噛むには噛むが、最近はキシリトールばかり。虫歯に気をつけているというのもあるが、舌に少しピリリと来るのが何となく気に入っている(日によってはそれが鬱陶しくもあるけれど)。長く噛む分には、歯に良いのかなと思って結構噛む。
昔は、眠気覚ましのブラックガムを噛んだりもしていたが、あまり楽しくも無いので、すぐ飽きた。辛いし辛いしで、私には苦痛しかなかった。まぁ、あのガムは楽しむ目的で噛むものではないので、仕方ないことではある。歯の健康には効かないが、眠気を抑えるという方面で活躍してるので、それでいい。むしろ、その路線を貫いていってほしい。
キシリトールやブラックガム以外にも、気まぐれというか、たまには他の種類にも手を出す。まるで浮気をしているかのような書き方だが、別にやましいところは無い。あくまでガムの話だ。それで、私の浮気相手となるのは「梅ガム」である。
梅ガム、食べたことはあるだろうか。あの酸っぱさがたまらない。思い出しただけでも、口内に唾が生まれる。それでいて酸っぱいだけではないのだ。仄かな甘みも梅ガムにはある。そこがまた良いのだ。最初は確かに、酸っぱさが舌をつくかもしれない。しかし、噛んでいると徐々にそれは和らぎ、甘さが顔を見せる。一枚で二度おいしいとはこのこと。どうだい、噛みたくなってきただろう?(ストレッ◯マン風)
さて、梅ガムの魅力を少しだけ語ったが、その他は噛んでないのかという疑問が皆さんにはあるだろう。素直に言うと、噛んでいない。ちょくちょく新規開拓のつもりで噛んだりしていたが、最近は噛んだ覚えがない。
…そういえば、少し前に「ウォータリングキスミント」が流行ったが、あれはよく噛んだ覚えがある。最近は噛んでいないが、思い出したら噛みたくなってきた。あのガムは唾液がよく出るんだよね。忘れていただけで、キスミント(長いから省略した)も梅ガムと同じくらい手を出したことを書き加えておく。
梅ガムとキスミント、この二つが私の浮気相手だ。ブルーベリーは、…私にはちょっと合わなかった。
ガムの話を出したのは、野球を見ていて思ったからだ。「もしかして、世界で一番ガムを消費しているのは、野球選手なんじゃないか」って。打席に立てば噛んでいて、ベンチに座っていても噛んでいる。守備をしている時も噛んでいて、何ならオフで休んでいる時も噛んでいるかもしれない。それくらい野球選手というとガムのイメージが、私には強く刷り込まれている。
集中するためだとか、色々理由はあるのだろう。が、日本人の私としては、やはり、ガムを噛んでいると真剣さにかけてしまうように思う。他のスポーツは噛んでいないのに、野球だけが許されているのは何でだろう。いや、他のスポーツでも、もしかしたら暗黙の了解みたいな感じで噛んでいるのかもしれないが、今までそのような場面を目にした事は無い。
賛否両論、意見はあると思うが、私は噛まない方が格好いいと思う。ので、野球選手は、試合中にガムを噛まないという暗黙の了解を作った方が良い。そしたら、イメージも良くなるんじゃないかな。真剣さも増すかもしれない。あぁでも、そしたらガムの消費量が減るかもしれないね。そう考えたら、ガムを売る方にとっては今のままでもいい、のか? うーん。結局、どっちがいいのかとか、そういう話は一個人では決められないので、意見を述べておくだけにとどめておこう。
いささか話が飛躍した気がするが、今回はガムについて話してみた。好みは十人十色なので勧めはしても否定はできないし、野球選手が噛む試合中のガムについては先ほど述べた通りである。まぁ、好きに噛むといいよ。噛み終わったら、きちんとくずかごに捨てさえしていれば、ね。道端に吐き捨てる奴は、絶対に許さない。かといって飲み込むのは、やめておきなさい。




