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私的徒然草  作者: 半信半疑
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088 数字 に ついて

 数字は、私たちの生活と切っても切り離せないものである。いたるところで、数字は顔をのぞかせている。身長、体重、足の大きさ、年齢、電話番号、商品の値段、図面、日付などなど。自分自身に関わることから、他者との交流に関係することまで様々だ。


 その中でもやはり、商品の値段に使われている数字が私たちの関心を強く引いていると思う。一円十円の差で、買うかどうか迷うこともある人もいるほど。誰だって、安く済ませることができるのなら安く済ませたいのである。中には、お金を使うことがステータスであると捉え、値段に左右されずに惜しみなくお金を使う人もいるだろうが…。


 貨幣がまだ流通していないいにしえの時代では、物々交換が主流だったと聞く。一つのコイン、一枚の紙きれが価値を得ていないのならば、実物同士で行なうのは当然のこと。それぞれの実物には相応しい価値があるので、できるだけ対等な交換でなければいけない。そこでは一つ二つでは足りず、五つ六つと数を増やさなければいけなくなることもあっただろう。用意していた数が足りないと分かった時、物は交換できなくなる。その悲しみは深い。まぁ、そこで値下げ交渉という技術があるのだが…。


 時間を現代に戻すが、この値下げ交渉には少し話せることがある。私がコンビニでアルバイトをしていた頃のことだ。その日もいつも通りの勤務だったと思う。お客さんは対して多くも無く(時たま混む)、勤務終了の時間が迫っていた。午後九時過ぎ、私はその時レジ対応していたのだが、一人のおじさんがやってきた。ちょっと酔っぱらっているような感じだ。こういう時は少しばかり面倒だ。おじさんは煙草と缶コーヒーを持ってきた。そして値下げ交渉をしてきたのである! とは言っても、あちらからしたらコミュニケーションの一環だったのかもしれない。だが、コンビニで値下げ交渉をしてくるのは後にも先にもあのおじさんだけだった。


 コンビニは値下げ交渉ができるものなのだろうか。おじさんを何とか帰した後、私は一人で考えた(値下げはしなかった)。私たちはコンビニで、売られているそのままの値段で購入しているが、下げようと思えば下げれるのかもしれない。まぁ、そこに至るまで何度もしつこく交渉しなければいけないのかもしれないが。あまりにしつこすぎて出禁にされてしまうかもしれない危険性がある。だが、数%でも下げたいと思う人はいるだろう。コンビニが下げてくれるかは分からないが挑戦してみるのも面白いかもね。あぁでも、アルバイトの人に交渉するのはやめてね、するなら店長かオーナーに。


 さっき%(パーセント)の話題をだしたが、この%というのは厄介である。数の魔法を使うことができるからだ。数の魔法、すなわち「◯%オフで安く見せる」魔法である。この魔法にかかった商品は一見して安いように思われるが、その実ほとんど値段が下がっていない。そういう事がよくある。20~40%までいけば、大抵は安くなるが、これが5%くらいだと、焼け石に水くらいの感覚である。値段を下げる努力をするなら、もっと大きくやってほしいところだ。1000円の5%オフって、950円でしょう? そんなに変わらない気がする。


 値段の話ばかりなので、別のことを話そう。そうだな、好きな数字というのはどうだろう。数字に好きもへったくれもないと言う人もいるかもしれないが、まぁ私もそう思う。こういうのは、好きという感情の背景となる物語ありきだとしか思えないからだ。宝くじが当たったからこの数字が好き、運よく予想が当たったからこれが良い、などと例を挙げると、何となく話の方向性が同じような気がするのは私だけだろうか? 


 日本人はよく「7」を選ぶ。これは全くの偏見で、他に好きな数字がある人もいるだろう。「1」とか「8」とかね。「7」は、何だろう。幸運を呼ぶと考えているからだろうか。スロットでも大当たりは「7」が揃った時だな。そういうイメージが刷り込まれているのか? 別に何の数字が好きでも構わないが、勝手にラッキーナンバーと称して勧めてくるのはいただけない。そこまで数字に振りまわされたくもない。数字と無縁な生活を送ることは厳しいので、共存はするけれど。ちなみに私は、占いでラッキーだからと勧められた時は、大抵無視する。


 数字の話というよりも値段の話になっていたが、気にするな。よくあることだ。

 値段は、生活に直結するから仕方ない。が、数字に囚われると、本当の価値、本当の数字には気づけなくなるので、注意が必要だな。その「本当」って奴を知っておくことが、前提条件になるけれど…。

0(ゼロ)って変な数字だよね。

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