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私的徒然草  作者: 半信半疑
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086 伸びた 爪 に ついて

第16話で爪切りの話をしていたことを忘れていて、書き終わった後に気づいた。

サブタイトルを「爪について」としていたけれど、「伸びた爪」に変更。些細な違い。

「爪は、ほったらかしにしておくと、どこまで伸びるんだろう」、そう考えた事がある。とはいえ、ずっと伸ばしておくことはできない。必ずどこかで爪切りのお世話になる。パチンパチンと切らないと、誰かに言われるだろう。何故、そんなに爪を伸ばしているのか、と。そこで、ただ伸ばしたいだけと言おうものなら、すぐに切れと注意されるだろう。忠告が思いやりからくるものなのかは分からないが、大抵そう言われる。


 実際、伸ばしておいてもあまり良い事は無い。汚れはたまるし、傷つきやすくなるし、傷つけやすくなる。この三つの中では、衛生面の理由が一番大きいと思う。汚れがたまるということは、不衛生だということである。きちんと手洗いをしても、洗い残しはできやすい。飲食店とか、食べ物を売る職についていたら、伸ばした爪は絶対に許されないだろう。爪の汚れが商品に影響してはいけないからだ。


 汚れだけでなく、伸びた爪は届く範囲も長くなるので、認識の差異から何かに引っかかって爪を割ることもある。例えば、扉と足との距離を測り間違えて、小指をぶつけてしまったら、爪がはがれていたり…。突然痛い話をしてしまい申し訳ないが、これは事実である。手の爪も手入れは欠かせないが、足の爪は一層注意しておくべきだ。でないと私みたいに、ばりりと爪がはがれることになる。鈍い痛みにずっと耐え続けるのが嫌なら、定期的に爪を切ることです。


 さて、私は、傷つきやすくなるだけでなく傷つけやすくなるとも言ったが、分かるだろうか。これが結構、人に言われたことだった。ちょっと伸びているくらいだったら、缶コーヒーとかプルタブを開けるのに役立つが、人と接触する際に体を傷つける凶器となることがある。意図せず相手を傷つけた時など、何とも言えない雰囲気になるのは想像に難くないだろう。その気は無かったのに、なんて思うのは勝手だが、傷つけられた相手は何故そうなったのか、容易に原因を突き止めることができる。結局、爪を伸ばし続けたことが理由だと分かって問いつめられたら、反論は難しいだろう。自身の不手際が問題なのだから。


 小学生の頃からやけにチェックが厳しくなる爪の状態は、不幸な出来事を未然に防ぐ為だったのかもしれない。前に書いたが、身だしなみチェックというのが、私の通っていた小学校にはあった(中学や高校でもあったと思う。高校ではさらに厳しくなったが、社会に出て働く者もいるからだろうか)。伸びた爪は注意される。当然のことだ。怪我をさせられるリスクは低い方が良い。私は傷つけられた経験がある。忘れもしない、プールの授業中のことだ。自由時間だったか、遊んでいた私は腕を引っかかれて血を流した。その引っかかれた部分というのが、ちょっと問題だったが、割愛する。だらだらと血は流れ、プールの水面に広がっていった。痛くて痛くて、泣いていたことを覚えている。軽い接触だったら、血は流れなかったのかもしれない。そう考えると、やはり爪は伸びていない方が良い。


 だが、あえて爪を伸ばすことをオシャレの一つにしているものがある。つけ爪、いわゆるネイルチップだ。あれは、オシャレという建前がなければ、凶器でしかないと私は思う。言い過ぎかもしれないが、本当にそう思う。確かに、そこはかとなく綺麗な感じはする。その人の魅力を引き出していそうな、そんな感じ。だが、反論覚悟で言わせてもらえば、つけ爪は装飾過多である。マニキュアとかそこまでだったら分かる。でも、爪を伸ばしたら、ちょっと受け入れ難い。まるで犬夜◯が攻撃する時の爪の如く(分かる人いるかな)、伸びに伸びた爪を見ると私は恐ろしくなる。それに、絶対手を動かしにくいと思うんだ。握りこぶしもつくれないでしょう?


 まぁ、でも、これは私の個人的な考えであって、オシャレとしてネイルをしている人はいるだろう。否定はしない。ただ、そういう考えを持つ人もいると知ってほしいだけだ。特に、手を動かす際は、十分注意してほしい。意図せず誰かを傷つけたりしないように。痛いからね、本当に。

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