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私的徒然草  作者: 半信半疑
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077 ピアス に ついて

 装身具と言えばいいのか。体に装着するものだからそれでいいかもしれない。でも語末が「具」だと、何らかの道具を連想させる。飾り付けるための道具と考えれば簡単なのだけれど、「具」は私のイメージにそぐわない気がする。それとも、単に装飾品と呼べばいいのか。こちらの「品」の方が、マイルドで「装飾」という言葉の語末に合っていると思う。その結果、「装身」という言葉は消えてしまうんだけれど。


 ピアスに関して、どちらの言葉を使うべきか考えた。そこで「装身具」を調べると、古くは信仰的な要素を含んだものが多くて、身分や権威を象徴するとしても用いられていたらしい。「装飾品」は、装飾に用いる物品、という簡単な説明だったのに対して、だ。これは、ピアスそのもので判断するのではなく、どういう用途で用いるかによって、呼び方を変える必要があるようだ。まぁ、現在はほとんどが「装飾品」の意味が多いと思う。


 私の勝手なイメージだが、ピアスは女性がつける物のように思う。いや、この言葉は正確ではない。言い直すと、「女性が付けた方がその魅力を引き立てることができるので、ピアスは女性がつける物のように思う」、だ。こっちの方が私の考えに近い。ピアスを身につけた女性は何だか魅力的。勿論、賛否両論あるだろう。そもそも体に穴を開けるなぞ言語道断、という人もいると思うし…。他には、遊び慣れている感じがする、とか? そう言ったマイナス意見を抜きに、今回は魅力を引き立てる物として考える。


 女性の魅力を表現する言葉は何か。私は、「艶やか」や「妖艶」、「可愛らしさ」や「愛らしさ」などが思い浮かぶ。つまりは、ピアスがそれらの魅力を引き立てるという考えだ。どうやって引き立てているのかを言葉にするとなると、これが難しい。申し訳ないが明確に答えられない。何となく、ピアスが持つ独特のイメージが女性の魅力と相乗効果を生みだしているような、そんな気がする。色鮮やかなピアスが耳たぶについていたら、まるでそこに花が咲いているような感じを受けるし、へそピアスはまさに妖艶さを醸し出す(こっちは踊り子のイメージが強いせいかもしれない)。


 女性がつけるピアスのことばかり書いたが、では男性はどうか。私は、基本的に男性のピアスは似合わないと思う。どうしてもチャラチャラした男のイメージが先行してしまう。いわゆるチャラ男であるが、こちらはマイナスなものでしかない。男性の魅力半減である。男性の(雄としての)魅力とは、力強さや勇ましさだと思うからだ。その魅力に装飾品は必要ない。むしろ体そのもので表現する方が効果的である。分かりやすいものが筋肉だ。筋肉は力、力は男性の象徴として扱われることが多いのでそう思うだけだ、と言われれば、まぁその通りなのだけれども。中には、似合う男性もいるけどね。知り合いに一人、耳ピアスをつける男性がいたが、彼は似合っていた。少しチャラついたイメージはあったけれど、拒絶反応を起こすほどではなかった。


 男性のピアスに対する意見で私を反論する人は、「それでも似合っている男性もいるではないか」と、こう言うだろう。しかし、よく考えてほしい。その男性は本当に男性か? 女性的な男性ではないか? その人の本質が女性に近いのならば、性別が男であっても、ピアスが似合うのは自然なことだと思う。性別だけでなく個性も、ピアスが似合うかどうかの重要な基準になるはずだ(「基準」と書くと大げさな気がするけれど…)。


 私は別に、男性女性で差別しようとは思っていない。ピアスをつけたいという人は男であっても女であってもつけていいと思う。ただ、似合うかどうかはまた別の話だ。魅力を上げるも下げるも、その人次第である。まぁ、男性諸君は、下手に装飾品に逃げるよりは体を鍛える方が良いと私は思う。

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