076 鉄腕 に ついて
「鉄腕」という言葉の後に続くものは何か。ほとんどの人は「アトム」を思い浮かべるだろう。むしろ他に答えようが無いのかもしれない。あの特徴的な鼻を持つ博士も、関連して思い出すに違いない。一度見れば印象に残る鼻をしているからね。
アトムと言えば、漫画版でアトム ザ・ビギニングというものがある。最近アニメ化もしたらしい。興味はあったが、まだ読んでもいないし、見てもいない。近いうちに試みようと思う。アトム完全体ではなく、プロトタイプの話だと聞いているので、楽しみだ。
他にも「PLUTO」という漫画にも、アトムが出てくる。某ブックでオフな店で立ち読みして、全巻読破した。購入したいのだが、お金がね…。中古でもいいので手元に揃えたいなぁ。 こちらはアトムだけでなく、色んなロボットが出てくる。
他に、「鉄腕」に続く言葉と言えば、「ダッシュ」かな。某アイドルグループがやってるテレビ番組の名前である。農業するアイドルというのも珍しい。私は、ダッシュ村の回が特に好き。あれはいつ頃から放送されているのだっけ。「アトム」と比べたら、どちらが認知度が高いだろうか。若い世代だったら「ダッシュ」を挙げる人が多いかもしれない。逆に、ある程度歳を取ったら「アトム」が多かったりして…。
「アトム」や「ダッシュ」は割と知られているが、私はここで、第三の鉄腕を紹介したい。その名も「鉄腕バーディー」である。いったいどれくらいの人がその名を知っているだろうか。まぁ、ネットの検索で「鉄腕」と打ち込むと、候補の一つとして出てくるだろうと思う(多分、だが)。
ちなみに、「バーディー」というのは主人公の名前である。「アトム」と同じ感じ。正確に言えば、主人公はバーディーだけでなく千川つとむという男主人公も存在する。しかも、とある事故で二人の体が一つになり、二心同体となってしまうのだ。それから奇妙な共同生活が始まってしまうのだが、これが中々面白い。
さて、少し話をしたが、第三の鉄腕である「バーディー」を語るうえで、皆さんに伝えておかなければならないことがある。実は、私、原作の「鉄腕バーディー」を読んだことが無い。私が知っているのは、アニメの「鉄腕バーディー DECODE」である。こちらは原作をベースにしているものの、完全なオリジナルストーリーとなっている。主人公は変わらず、先に挙げた二人だ。このアニメは、二期の「DECODE:02」まで続いていて、オリジナルのストーリーと言えど奥が深い。一期はつとむの方に重点を、二期はバーディーの方に重点を置いているような印象を受けた。
OP・EDの曲も良い。特に、Hearts Growさんが歌う一期OP曲『そら』は爽快な気分にさせてくれる。アニメ放送が終わった今でも、割とよく聴いている。当時、テレビのBS放送で視聴お試し期間みたいなものがあって、そこで「鉄腕バーディー DECODE」を見ていたのだが、テレビからOPが流れてくる度に心躍ったものだ。一期ED曲はアフロマニアさんが歌う『Let's go together』。アニメ本編が終わってしまっても、この曲のおかげで悲しくならない(それでもどこか寂しさは感じていたが)。
二期OPはニルギリスさんの『kiseki』。私は雪のイメージが強く残っている。OPのアニメーションで雪を描いていたからかな。二期EDは『タネ』。AKB48の派生ユニットであるノースリーブスさんが歌っている。秋元さん、侮りがたし。
一応、原作のOVAを見てみたのだが、やはり違和感があった。先にオリジナルストーリーの方を見たからだと思う。それと、漫画の方をしっかり読んだわけではないので、理解が追い付いていないせいもあると思う。漫画の方は巻数が多い。無印だけでなく「鉄腕バーディー EVOLUTION」の方も合わせると30巻以上ある。それでも、原作だから読んでみたい。読み終わってからもう一度OVAを見たら、違和感も消えるだろう。
鉄腕という言葉は、「疲れ知らずのうで」と新明解国語辞典に載っていた。デジタル大辞泉には「鉄のように強い腕。たくましく力強い腕」とある。勇ましさというか強さを感じる言葉だ。「アトム」も「ダッシュ」も「バーディー」も、その鉄腕に恥じない名前だと思う。




