052 こんにゃく に ついて
毎月29日は、肉の日である。語呂合わせっていうのは多種多様だ。そして今日、5月29日はその語呂合わせから「こんにゃくの日」である。5(こ)2(に)9(く)で、こんにゃく。”ん”と”ゃ”は何処だ、と思わなくもないが、さて。種芋の植えつけが5月に行われることも関係しているという「こんにゃくの日」は、全国こんにゃく協同組合連合会が1989年に制定。今年で三十年近く経つのか。
こんにゃくを知らない人は、まぁいないだろう。スタンダードなものは、黒めの灰色、長方形、プルプルとした弾力性。この描写で大体似たようなものが思い浮かんでいるのではないかな。駄目だったら、ネットで「こんにゃく 画像」と検索して、画像を見てほしい。別に見なくても一向に構わない。好きにして。
こんにゃくというのは既に加工された姿で、こんにゃく芋をもとに作っている。一般的にスーパーなどでは、こんにゃく芋は売られていないイメージ。作る手間を考えたら、できあがったものを使用した方が早いからね。調理を手早く済ませるにはこんにゃくの方が良いし、需要を考えると無理もない話だ。それで、スーパーなどには置いていないのかも。だから、もしかしたらこんにゃくがどんな物からできているのか、知らない人もいるんじゃないかな。「こんにゃくはこんにゃくでしょ」って言う人もなかにはいるかもしれない。
そんな「こんにゃく芋」だが、日本こんにゃく協会は、次のように説明している。
こんにゃく芋は、じゃが芋と同様にタネイモから増やしますが、じゃが芋と違って成長するのに2~3年必要です。
まず、春にタネイモを植えると新イモができ、そこから地下茎が伸び、秋には生子というこんにゃく芋の“赤ちゃん”ができます。この生子を一度収穫し、次の春に再植付けをしたものを1年生、これを秋に収穫したものを2年生、さらに次の春に植えて秋に収穫したものを3年生と呼びます。
生子から1年生では5~10倍に、2年生から3年生ではさらに5~8倍に成長し、3年生になると大きいもので直径30cmほどに成長します。こんにゃく作りに適しているのはこの3年生ですが、こんにゃく芋は低温に弱く、腐りやすいため、収穫してから次に植えるまでの保管がとても難しい作物なのです。
成長するのになんと2~3年の月日を要するというこんにゃく芋。じゃが芋と同じように種芋からその数を増やすというけれど、まさか2~3年必要だとは思わなんだ。もっとすぐにできるものだと思っていた。それこそ、じゃが芋と同じくらいの時間で。しかも、結構手間がかかる作物ということで、普段食べているこんにゃくが何だか貴重な物のように思えてきたぞ。
とは言っても、こんにゃくは簡単に手に入る。品切れだとか、入荷未定なんてことは聞いたことが無いな。それだけ供給量が多いのだろうか。まぁ、おいしいからね。刺身みたいにしたり、煮物にしたり、冷えても温めてもおいしいなんて万能だな。
それに、聞くところよると、健康にも良いらしいじゃない。コレステロールを抑制したり、満腹感を与えたり、腸内環境を整えたり、骨粗しょう症の予防にも役立つって本当に万能だわ。サツマイモ並みの食物繊維と卵並みのカルシウムってのも凄いよね。
ダイエット方法の一つにも、こんにゃくダイエットというものがあるらしい。普段の食事にこんにゃくを使うという。健康と体型は結びついているから、健康に良いこんにゃくが注目されるのも納得だ。こんにゃくはダイエットにも良い、はっきりわかんだね。
四角、細長い三角、玉、しらたきのような細長いものなど、色んな形があるこんにゃくだが、地味ながらも形のバリエーションで私たちを楽しませてくれる。千切ったような形も味があって私は好きだ。味も染み込みやすい。美味しくて健康に良いし、これから私も、普段の食事にこんにゃくを取り入れてみようかな。こんにゃく生活、略して「こん活」。……流行りはしなさそうだな。
グルコマンナンって言葉は、(強引に)語句の切れ目を探すのが面白い。
参考サイト
・日本こんにゃく協会
http://www.konnyaku.or.jp/




