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私的徒然草  作者: 半信半疑
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035 チラリズム に ついて

 隠されていると暴きたくなるのは、それが不確かさを含んでいるからだろうか。視界に入れて、あるいは耳で聞いて、チラリとでも姿を確認したくなる。全体像でなくてもいい、切れ端でもいいから知りたい。そうした欲求は皆持っているはず(無いですか? そうですか…)。


 チラリズムを語るうえで、美と性は外せない。そもそも美と性は密接な関わりがある(断言)。

 性的なものを高尚なものに捉えなおすこともあれば、逆も然り。性的な見方をするから性的に見えるだけかもしれないし、高尚なものだと思い込むから高尚なものに見えるのかもしれない。要は、考え方次第なのかも。


 チラリズムと言えば「絶対領域」である。

「絶対領域」って、何だかやけに字がカッコいい。何者にも侵されない聖なる領域、みたいな感じだ。漢字で書くとなおカッコいい。事実、チラリズムとしての「絶対領域」の起源は、MIY氏という方の、



『前から言っているけどミニスカートとニーソックス(?)の間の空間は無敵だ。神の絶対領域とでも言おうか(爆)』



という発言が元らしいので、それほど間違ってはいないはずだ。


 しかし、世に浸透している「絶対領域」は、無敵という意味よりも、萌え用語の意味が強いだろう。若い人に聞けば、大抵が「ミニスカートとオーバーニーソックスやサイハイソックス(主にニーソ、ニーソックスと呼ばれる)の間に出現する、露出するふとももの素肌部分」(ピクシブ百科事典より引用)の意味で答えるはず。中にはA◯フィールドのことを答える者もいるかもしれないが。


「萌え」も世間に大分認知されたようで、割と気楽に使われているようにも感じる。それだけ受け入れられたということか。「絶対領域」もオシャレの一つとして認識されたのか、かなりとは言わないが、そこそこ見かける。


 一昔前の貞操観念からは想像もつかなかったことだろう。見せない方が良いとされていたからなぁ。その分、見えた時の興奮は今以上だったのかもしれない。禁止すればするほど、耐えれば耐えるほど、フィードバックは大きいのだろう。実際に刺激が強くなっているのかは別として、精神面では、器から零れるような刺激に感じられたのかもしれない。


 見せることによって魅せる技術、男どもはこれに夢中にされてしまう。ついつい視線をひきつける素肌の見せ方は、素直に感心する。隠し過ぎず、見せ過ぎず、ギリギリを攻めてくるその姿勢に脱帽。そう、全部見せれば良いというものでもないのだ。反対に、少しだけ見せれば良いというものでもない。見せる量が重要だ。


 なんでも、配分率の研究が進み、黄金比を発見するに至ったという。それが以下のものだ。



「スカートの丈」:「絶対領域」:「靴下の膝上部分」=4.0:1.0:2.5

※出典:週刊ヤングVIP 絶対領域アンソロジー 

 ・小数点以下は、見やすいよう全ての数字に書き加えた。



 あくまでシュミレーションの結果である。やはり実例をもとにした考察も必要だろうと思った。けれど、実例を出したら出したで、比率よりも、「人」自体に目が向いてしまう可能性がある。そうなってしまったら考察どころではない。ここはシュミレーションの域に止めておくのが賢明だろう。普遍的なものに宿る黄金比こそ、真の黄金比に違いない。だが、やっぱり図形の積み重ねのような絵だと味気なく感じてしまうのもまた事実。


 まぁ、各々「スカートはこの人が似合う」っていう方に想像で当てはめてみれば、一番の答えが見つかるだろう。誰に当てはめるかは各自の判断に任せる(ネギ持ちの彼女でもいいぞ)。もしかすると、個々人で絶対領域の黄金比は違っているのかもしれないしな。美しさの見え方が一つではないように、絶対領域の黄金比も一つではない気がする。それは果たして「黄金比」と呼べるのかは別として。


 あのわずかな素肌がもたらす色香に惑わされないよう、男性諸君は「鋼鉄の意思」を装備しなければならない。女性諸君の中にも当てはまる者がいるかもしれないな。残念ながらこの装備品は何処かでドロップするものではないし店で買えるものでもないので、各自、既に装備している「心」を鍛えていくしかない。


 魅惑的なのは分かるが、過ちを起こさぬよう注意していただきたい。一度起これば、漫画やアニメが非難の的になりやすいからね。本当に注意しましょう。


参考サイト

・ピクシブ百科事典 絶対領域の項目

http://dic.pixiv.net/a/%E7%B5%B6%E5%AF%BE%E9%A0%98%E5%9F%9F

・週刊ヤングVIP 絶対領域アンソロジー

http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=7840


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