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天の川  作者: りよ
4/6

一回戦:二回裏

練習初日。


 「なんか、無駄に身体つきが良いんやけど。」


 「うちの部活、マーチングをやってたから毎日走りこんでたし。」


 「どれぐらい?」


 「自分の年齢×キロメートル。」


 「…それは節分の時のルール。」



天の川

   〜ようやく練習開始な高三の秋〜



 「という訳で何の練習からする?」


 「え…俺も一緒?」


 「当たり前やろ。じゃないと、友情タッグが発生せんやん!」


 「おい、それは…」


 『禁則事項です。』


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

司会進行の機嫌を損ねた。

運がさらに下がった。

ゲームの難易度が上がった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 「練習、するか。とりあえず、走りこみ。」


 「おう…」


走りこみをした。

体力が上がった。

球威が上がった、気がする。

足が速くなった。

佐川の好感度が上がった。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ステータスが更新されました。

球威  5 ↑

体力  33/33 ↑


特殊能力が追加されました。

×「余計な一言」

 つい一言付け加えて、多くの人の反感を買う。運が無いほど、効果がある。

 運が人並みにあると、この能力は失われる。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

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