説明
案内されてきたけど、ここ広いは。三人部屋としても広すぎだろ!二十五畳くらいあるぞ、さすがファンタジーだな。
「なぁ、三人部屋としても広すぎだよな、ここ。どう思うよ、龍斗、拓斗」
「それは同感だ。さすがファンタジーだな」
「そうだね。やっぱり女子のとこは二人だけどこんなに広いのかな」
「そうだろうな。それで誰が行くよ、王様との説明会」
「そりゃさっき決めてただろ。だから拓斗だ」
「やっぱりそうなるよな。俺は行くのめんどくさいから連れて行くのは涼子にしてくれよ」
「わかったよ。でも一応女子が来るまで待っておこうか」
「そうだな」
コンコン
「はーい、どうぞ」
「失礼しまーす」
「失礼します」
「やっと来たな」
「ごめんごめん、部屋が広くていろいろ見てたんだ」
「ほぇ~やっぱり男子の部屋も広いね~」
〝も〟っていうことはやっぱ女子のほうも広いんだな。
「まぁな、それで王様との説明会?にいくの拓斗と涼子って決めたけど良かった
か?」
「うん、いいよ」
「それじゃーさ、あの王様いい人だと思うけど気を付けろよ。」
「うん、分かってる」
「それじゃあ、行ってらしゃ~い」
「行ってきます」
「なぁ涼子」
「なに?」
「やっぱり魔王とかいるのかな」
「いるんじゃないかしら。王様の話もそういうことだと思うよ」
「やっぱりか。嘘か本当かは見分けるのしっかりしないとな」
「そうだね。あ、着いたよ」
「じゃあ行くか」
「うん」
「ただいま。聞いてきたよ」
「ご苦労様。どうだった」
「まぁまぁ、全部まとめて言うから」
「そうだな、ではどうぞ」
「うん、えっと聞いてきたことをまとめるとだな、
ここはフローテスっていう大陸で。
そしてフローテス大陸には人族、獣人族、エルフ、亜人族、竜人族の五種族が五つの王国を造って生活してるらしい。
そしてフローテス大陸の他に魔大陸っていうのがあって。
で、そこには僕たちが呼び出された原因の魔人族がいるらしい。
そして僕たちが呼び出されたのは、その魔人族を束ねている魔王が魔大陸からフローテス大陸に攻めてきてるから魔族の侵攻を止めて魔王を倒してほしい。
とのことだ」
へぇ、やっぱりいるのか魔王。じゃあ俺たちは勇者か…めんどくさいな。
「そして、今のとこ元の世界に帰る方法はないそうだ。そしてここには魔物や精霊なんかも居て、冒険者ギルドなんかもあるそうだよ。これくらいかな」
おぉ!冒険者ギルドあるのか。入ってみたいなー
「なんか思い描いてたまんまだな」
「そうだね、でも冒険者は楽しそうだよね」
「楽しそうだけどすぐには日本に帰れないのか...」
「まぁまぁ、考えるのは後にして食堂でご飯を食べるらしいから行こうか」
「そうだな、行こうか」
「あーうまかったな、この世界の飯も」
とても豪華だったな、さすが王城だな
「うん、あれは良いな。うまかったわ」
「そういえば龍斗とミナト、明日朝から王様の所に行くぞ」
「なんでだ?」
「それはだな」
うわっ、拓斗の奴めっちゃニヤッとしたぞ。
「みんなも期待していたであろう、『ステータス鑑定』だそうだ」
「マジか!」
「うわっ、めっちゃ楽しみだわ。だから拓斗はめっちゃニヤッとしたのか」
「あぁ、そうだ」
「よし楽しみだから早く寝るぞ」
「おう!寝るか」
「お休み」
ステータスか、楽しみだな。
小説書くのって難しいですね。