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魂護荘  作者: 三四四暮
1/2

プロローグ

「いやだなぁ……」


私は某県某市にあるアパート「魂護荘(たまもりそう)」にやってきた。


 魂護荘は、何人もの管理人が辞めていったといういわくつきのアパートだ。辞めていった人によれば夜な夜な不気味な声がしたりきちんと施錠したはずなのに生暖かい風を感じたりするらしい。


 原因を知ろうとカメラを仕掛けた人もいたそうだがその人は現在意識不明で病院にいるほか、精神が崩壊してしまった、何かに憑かれたように暴れだした人がいた。


 そんなところに行きたいと思う人はいないのは必然というものだろう。


 その魂護荘の新しい管理人として白羽の矢が立ったのは私「岡崎 鎮江(おかざき しずえ)」だ。


 今私の目の前には件のアパートがあるわけだが……


 駅から徒歩十分圏内、数年前の改築で新築同様のピカピカ具合で怪奇現象が起こるとはとても思えないのだが、何故か人が集まらずここに住んでいるのは仏教を信仰している若者が一人だけ。


 私はこのアパートでの日々を日記に付け、異常があった場合後任の人の役に立つようにしようと思う。


 9/27、不安と共にこの魂護荘での生活が始まった。


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