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起源による理想郷の実現  作者: アンガス・タイター
1/1

プロローグ(矛盾)



ビッグバン(Big Bang)

それは現在、我々が見上げるとそこに無限に広がる宇宙が創造時にあったとされる大爆発である。

それは宇宙の開闢かいびゃく時に時空という概念が指数関数状に急激に膨張し捻じ曲がり初期宇宙進化ビジョンの終幕後、相転移により創造された超高温高密度エネルギー集合体のことを指す。


ーでは、これを踏まえて問おう。

ーーービッグバンが創造される前はいったいそこには何があったのだろうか?


そもそも、ビッグバンなんて一般の人間が言うに『宇宙が作られる元素となる大爆発』としか認知されていない。故にその大まかな概要なんて彼らは知る由もないのだ。知らない振りを今までしてきたのだ。

宇宙とは一体何なのか?そもそもなんで我々が生まれたのか?当然の疑問であるが、それは日常的ではあるが非日常的な疑問なのだ。

宇宙理論に関しての多くの概要はそれ個人の考察とその考察を裏付けるための辻褄合わせを行っていることによって生まれた考察。つまり、理想イデアである。それ故にほとんどの考えることを放棄した無責任で無関心な人間は【理想】をこう捉える『それがビッグバンであり、宇宙なのだ』と。

だから、情報社会に右往左往するように流れる真偽を情報を信じた()()()()はそれを疑いはするが偽とする考えを放棄し世に放つ。

よって私が「ビッグバンの創造前にはいったい何があったか?」について正確な解を出せる者など私以外どこにもいないのだ。ー否、私と同じ研究をする人間がいてその者も同じ解を出しているとしても、それは思想理念が一緒なのだから個人を私として用いてもなんら問題はないだろう。なぜなら、その者が私の下で研究をしているのだから。


では、「解を知ってるなら何故それを教えてくれない?」かい?

解を教えて欲しいかい?

教えてあげようと思ったが、やはり辞めた。

それは自分たちで考えていることを放棄している証拠だ。最初から解を教えて貰ってはなんの意味もない。意味なんか何一つない。

だから、考えることを放棄した君たちの頭を【0】として考えている私たちが解となる【1】に限りなく近くなるようにヒントを与えよう。


ーーーまず、君たちは己を知ることから始めたまえ。さすれば、いずれ己について1つの解が出てくる。

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