直葬
更新間隔かなり空いてごめんね!!!!!
あと、元旦にモータルと初エンカウントした時のSSを投稿してますので、興味がある方は作者ページから確認どうぞ。
「魔女の作品か」
パッと浮かぶ中じゃ、あの忌々しい狼だが。
「古の大狼の討伐は必須事項です」
「そうなのか」
「魔女の呪術対策として必要な素材なので」
呪術……対策してないと詰む臭いがプンプンするな。
「……まぁその辺含めて、アレだな」
帰宅してから掲示板魔法で相談しよう。
タカ:こんにちはーーーー!!!!!
ガッテン:急に何……? 怖い
タカ:良いニュースとSAN値が減るニュースがあるんだけどどっちから聞きたい?
スペルマン:聞いたこと無い二択提示されてる
ジーク:SAN値減少に俺らを巻き込むな
ほっぴー:頼むから良いニュースだけ聞かせてくれ
タカ:まずSAN値が減るニュースなんですけども
ガッテン:やめて
ほっぴー:この野郎……
ジーク:BANした方が良いんじゃないですかねこれ
砂漠の女王:そうですかね?
お代官:一応聞かなきゃならない話なはずだ、待ってくれ
タカ:お代官さん……!
お代官:内容次第ではBANしてくれ
タカ:お代官さん……?
ガッテン:そらそうよ
タカ:まずガッテンの個チャに送りつけて反応を見るか
ガッテン:どうしてそんなことするの?
ほっぴー:心の準備ができて良いかもしれない
ガッテン:俺は準備できないんですけど
ジーク:やれ
タカ:ヨシ!
ガッテン:何みてヨシって言ったんですか?
ジーク:お、どうだった?
ガッテン:SAN値つーか、友達がどんどん人間から離れてて怖い
鳩貴族:その友人が既に友“人”では無いことに気付いてしまった貴方。SAN値チェックです
ガッテン:もう減少させてきたよ
タカ:いや今の俺は完全に人間なんだが
ほっぴー:今の……?
ジーク:?????????
紅羽:お前さぁ
タカ:いやいやいやいやいや待ってくれ
タカ:とりあえず話を聞いてくれよ。てか聞かせる
タカ:まず、俺の中に混ぜ込まれてたのは、魔女の一部?みたいな、そういう存在だった
ジーク:潜在的な裏切り者って事?
ほっぴー:それは元からでは?
ジーク:そっか
タカ:なんだてめぇら魔女混ぜるぞ
ガッテン:怖すぎん?
ほっぴー:脅し文句が斬新すぎる
ジーク:でも魔女の一部ってそういう事じゃん
タカ:すまん、魔女の模造品って言った方が近いかもしれない
ジーク:よくわかんない
タカ:えーっとですね。魔女をモデルとして、俺の希望に沿う事を核とした人格、みたいなのを、作ったみたいでして
ほっぴー:使えそうだけど怖いな
鳩貴族:都合が良すぎて嫌な予感するのですが……大丈夫なんでしょうか
ジーク:自己肯定の怪物、みたいなディスりしてたら本当に自己肯定を核にした怪物を作られてた
タカ:作ったのは俺じゃねぇ
ほっぴー:ずっとタカの中にそれが居るのがヤバいよな。領域に入れていいの?
お代官:少し様子を見たい所だが……
タカ:待ってくれ、ちゃんと摘出したんだ
ジーク:?????????
ほっぴー:人格を癌細胞みたいに扱うな
タカ:実質癌細胞みたいなもんだろ
紅羽:確かにな
タカ:俺は癌細胞じゃねえ!!!!!!!!
紅羽:まだ何も言ってねぇだろが!!!!!!!!
ほっぴー:某青ダヌキ並みの反応速度
ジーク:癌細胞呼ばわりに心当たりが……?
スペルマン:煽り感度3000倍
ガッテン:日常生活送れないだろそれ
ジーク:血管爆発RTA
タカ:いや俺は煽り耐性3000倍だが
ほっぴー:倍率それしか無いんですか?
ジーク:元がゼロなので無駄では
タカ:っせぇなぁ!!!!!! 黙ってSAN値減らされてろよ!!!!!!!!
ジーク:正体現したね
スペルマン:邪神だ
七色の悪魔:良いですね
ガッテン:どこが……?
七色の悪魔:ロールの参考になるので
ジーク:ロール 参考文献 タカ
タカ:無許可引用やめてください
お代官:何でも良いから早く本題を
タカ:あっすいません
お代官:書類整理しながら横目で掲示板を確認する私の身にもなってくれ……
タカ:すいません
Mortal:はやくして
タカ:はい
ジーク:あっSAN値ゼロの人だ
Mortal:?
ジーク:こわ
ほっぴー:記号一つで分からせるの強すぎない?
お代官:あの
ほっぴー:もうね、語らせる隙を作ったのが悪い
タカ:じゃあもう隙も作らず言うけど、その魔女の模造品ですが、受肉しました
ほっぴー:??????????
ジーク:こいついっつも受肉させてんな
紅羽:内臓一個ぐらい無くなってねぇか
タカ:怖いこと言うなよ……
ほっぴー:事実、お前が怖い事してるんだから当たり前では?
タカ:は? 俺が好きでやってると思ってんのか?
ほっぴー:好きでやってたらドン引きだよ
ジーク:特殊性癖すぎる
鳩貴族:すみません、受肉と言いましたが素材は何を使用したのですか?
ガッテン:あっ……
鳩貴族:えっ……?
タカ:ムカデです
ほっぴー:帰ってこなくていいよお前
ジーク:タカからムカデ湧いてくる絵面キッッッッッッツ
紅羽:想像させんな殺すぞてめぇ
ガッテン:あの言っとくけど、俺先に一人でそれ聞かされたからね?
ジーク:今日はちょっとだけ優しくしようとおもった
ガッテン:ありがとう……
タカ:そんなに嫌かなぁ
ガッテン:そらそうよ
七色の悪魔:いや、私的にはヴィランがモチーフにしそうな感じで良いと思いますよ
タカ:それフォローになってる?
ガッテン:なってないでしょ
紅羽:って事は今、ムカデ連れなわけ?
ほっぴー:本当に帰ってこないで
スペルマン:ウルトラマンの逆パターンだね
タカ:いや待ってくれ。ムカデとは言ったが、厳密にはムカデモチーフの魔女製の魔物だ
ほっぴー:????? とりあえずお前が厄介事引き当てたのは分かった
お代官:頭が割れそう
ガッテン:お代官さん頑張ってください
お代官:もうやだこの十傑
お代官:書類もめっちゃあるし
七色の悪魔:後で手伝いますので、今は報告と向き合いましょう
お代官:うん……
鳩貴族:ムカデモチーフであって、ムカデではない、とは? どういった魔物だったんですか?
タカ:嘆きの母つってな。散々嘆きの言葉を叫びながらムカデを生み出してた
ジーク:散々煽りの言葉を叫びながらムカデを受肉させたタカ、煽りの母説
タカ:ぶっ殺すぞ
ほっぴー:煽りママ、そいつの見た目はどうなんだ
タカ:あぁ? コラ
タカ:見た目だけなら人間寄りだよ
ほっぴー:受肉後の言動は?
タカ:自我が希薄って感じだ。俺に従う以外に脳があるんだかないんだか
ほっぴー:ふむ
お代官:うーむ、一度帰還して貰って、色々と確認したい所だが……状況が状況だからな……
タカ:あっ、それの事なんですけど
タカ:一日くらいなら帰還できそうっすわ
お代官:ふむ?