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2-4 到着

登場人物まとめ

A[整備班 自動車関係に詳しく体も声もでかいが気弱な所もある]

B[研究班、高齢の女教授で研究以外に興味が無く性格がキツい]

D[研究班、研究肌で声が小さく話す前に少し貯める癖がある]

E[整備班、体躯のわりに運動は苦手だが他は多芸で飄々とした性格の個人主義]

G[偵察班、体は大きいが器用貧乏で非日常を好む変人で親しい人間には語尾を伸ばす癖がある]

K[施設班、工学に詳しく冷静沈着で天才肌なまとめ役] 

O[施設班、少し気弱でオタクっぽいが機械やドローンに造詣が深い] 

P[遠征班、小柄だが朗らかで野外での活動の才能が高く一度見た風景を忘れることが無い] 

S[遠征班、糸目で音楽や文学に詳しいムッツリスケベ] 

T[遠征班、小柄だが自転車が趣味で体力が高い人の好い性格] 

H[遠征班、元学芸員の歴史オタでフィールドワークの経験から重機を動かせ体力もある]

I[偵察班、長身痩躯で極めて性格が善性な人物] 

「見えてきましたね・・・」


「おうよ、ドローンで見たまんまだ、外見上は大きな損傷はなさそうだがなァ・・・」


GとIは目的地点であるガソリンスタンドへと到着していた。それと同時に、Iのポケットから僅かな振動が伝わってきた。


「ああ、ちょうど14時半、連絡を入れないといけませんね」


「そうさな、遠回りのせいで思ったよか時間がかかっちまったなァ・・・周囲の警戒は任せろ」


「お願いします」


Gが油断なく刺又を構えるのを確認しつつ、Iは背嚢からビニール袋に包まれた通信機を取り出すと、破らないように気を付けながらダイアルを回した。


「・・・こちらIです、目的地に到着しました。聞こえますか?どうぞ」


『こちらK、聞こえている。だいぶ時間がかかったようだが、トラブルか?』


「ええ、まあ安全のため遠回りを。他に問題は・・・ああ、トラックを使うなら道路上のゾンビや障害物をどかす必要があることが分かりました」


『そうか、仕方あるまい。他に問題が無ければ調査に移ってくれ、日が暮れる前に終わらせろ。以上』


「わかりました」


Iが背嚢に通信機をしまうと代わりにデジタルカメラを取り出す。2000万画素を誇り動画もきれいに撮影できるハイエンドモデル―――今では家電量販店跡地にいくらでも転がっている代物だった。


「通信終了かいミスターI?」


「ええ、早速調査しましょう、時間が押してます」


「だな、帰りもスムーズにいくとは限らん、家に帰るまでが遠足ってなァ・・・」


GとIは頷き合うとツーマンセルでガソリンスタンドの調査を始めた。手分けして調査するなど、自殺行為である、調べている間は周囲の警戒がおろそかになるのは決まっているのだから。


B級ホラーのような世界になってしまっていたが、その間抜けな犠牲者にはなる気は彼らには毛頭無かった。


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