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1-16 止まる都市~メディア~

今週は出張でしばらく投稿できませんでした、すいません!m(_ _)m・・・チカレタ


  「情報」とは、現代社会において極めて重視されるファクターの一つである。その重要性は病気に対して無知な故の迫害、生物学や医療に関して無知な故の意味の無い民間療法並びに間違った治療、統制された故の思考誘導や独裁、過ぎ去りし時の多くの過ちから見て取ることが出来、現在にさえ続くものもある。


 「知る」ということは思考と安心を生む。遠方で起きた事件や事故のニュース、政治に外交、学術的な記事等はたとえ自身に直接関係の無くともそれを知ることで人はどこか安心を覚え、ああでもない、こうでもないと議論し知識を増やしていく。身近な事件や事故、自身の関わるニュースについての重要性は勿論言うまでも無い。


 現代社会において人々は多くの情報に晒されている、ラジオ、インターネット、テレビ、雑誌や新聞、その他諸々・・・これはもはや生活の一部であり無いことはどこかの秘境にでも隠遁しない限りは考えられないことであろう。



 その多肉な「情報」に、「アリゾナ病」の凶悪な顎が噛み付き、引き千切らんとしていた。



 新聞。このかつては何十ページもの厚さを誇り日々多くの人々に配られていた。だが、徐々にその厚さは薄くなり・・・政府からの外出の自粛も相まり、すでに配達は行われなくなっていた。それでも記者達はホームページ上に無料で作成した記事を掲載していた。雑誌類もまた同じような状態にあり、書店まで出向く余裕がすでに人々から失われつつあったためにホームページ上で、こちらは有料だが閲覧できるように変化していた。ただ、今後を不安がる人々に付け込もうとしてか怪しげな宗教や思想をもつ集団による新聞や冊子が代わりにポストに入っていることも多くなってきていた。


 テレビ。地元のテレビ局による放送は一部ケーブルテレビを除き大分前から止まっており、衛星放送や大手の民放でさえ既に放送を止めて動かない画面にクラシック音楽を流すのみになっていた。現在放送している放送局も、ニュースばかりであり深夜、早朝の放送はすでに取りやめていた。ただ、時折不安と陰鬱な空気を解消させようと有志の芸人やアーティストを集めて騒々しく、馬鹿らしい元気を与えるような番組を臨時で製作していた。不謹慎であると言う批難も多かったが、それ以上にそれを支持する声が多く寄せられた。一方では遠回しな政権批判の放送や倫理的でない過激な内容の番組も組まれることも多々あった。


 ラジオ。一世紀を超えて愛されるこのメディアは比較的機能を保持していた。設備の簡便さと高い信頼性により必要な人数が少なくてすむと言うところも大きな要因だった。国民にしてみても乾電池、もしくは災害用の手回し発電機やソーラー蓄電でも使用できるラジオは手軽で便利な物として重宝されていた。政府からの各種ニュース、局によっては哲学、宗教、漫談・・・その中でもポップな曲や古今東西の歌謡曲を流す局が人気となった。さらには個人でラジオ放送を行う事がブームとなり、無免許での微弱電波以上の放送もあったが・・・多少のことは目溢しされた。もっとも摘発する人も、捕まえる余力も無かったのが事実ではあったが。


だが、この情報社会において最も恐ろしいことが起こった。



ある日、インターネットが停止した。



 


居酒屋の酒、飲み放題とかあるところの酒は安く、薄すぎる。さりとて高級バーに行くような気概と伝も金も無い・・・出張中にはなんか飲み屋に逝く事がないんですよね~ままならぬ

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