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第845話 医療分官アルナ・ミア

「おおう・・・!

さすが、王家の王子様が開拓されているだけあって、立派ですねえ!」


黒猫系の少女が、感嘆のため息をついた。


彼女の名は、アルナ・ミア。


一級貴族の出で、エリートの医者だ。


「くうッ!

家督と、次期医療総監の座は姉貴に取られたけど・・・

こういうところだと、自分が一番に始めたっていう記録が残るんだよねえ!」


そう言った、アルナだが・・・


「!!!

っ!

あ・・・

あの神波動オーラ・・・

ザマース先生!?」


彼女は、小高い丘の上にある領主館から物凄い神波動オーラを感じた。


「ひええええええ・・・

あの様子じゃあ、誰かボコられてるな・・・

助けにいくかな・・・?」


アルナは、従者としてついてきた男女の医者・看護師を引き連れて、領主館に走った。


「ぐえええええ・・・」


ザマースは、王立学校の分校舎と、王立図書館分館の建築監督をしつつ、ショータの「お仕置き」をしていた。


「はあはあはあ・・・

なんてしぶといざましょ・・・」


ショータは、ボロ雑巾と化していた。


「や・・・

やりすぎでは?」


見兼ねて、ライティアが口を挟んだ。


なんと・・・


「半殺し」にして、回復魔法をかけて、さらに痛めつけているのだ・・・


「言葉遣いは、許すとするざます!

しかし・・・

ご公務中の殿下を、ご自分の都合で引っ張りまわすとは、どういう了見ざますか!?

無礼にもほどがあるざます!」


「うう・・・

中には・・・

緊急性を要する事案だってあるぜ・・・」


虫の息のショータ。


バキッ!


「なら、「そのときだけ」ご足労願うざます!」


そのとき・・・


アルナたちが入ってきた。


アルナ・ミア・・・

「ヨツバちゃん」の先輩という設定です。


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