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猫耳女王の宇宙計画~猫耳王女になって、総合導師になってみた~  作者: SHIN
第十八章 稲荷娘、帰るとき・・・
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第822話 目利き

「珍しく、まともな作品じゃない?」


宮廷画家アニス・ニナが、デザイン画を渡しつつ、ナキに言った。


「今度は、失敗は許されないにゃ・・・」


それは・・・


十二創造神王像・・・


事実上、「最高神」の像だ。


「これで、雪尾ゆきお君のクリスタルのウンコのパワーを一億倍にも、増幅するにゃ!」


「・・・・・・」


気合いが入っているが、「ウンコ」と言う単語に、ツッコミを入れたくて入れられないジレンマに、アニス・ニナは、襲われた。


「釈然としないけど、かつて王都はその「ウンコ」で救われてるのよね・・・」


一級貴族であるアニス・ニナは、にわかには納得できない。



そのころ、商店街では・・・


「おッ!

お兄ちゃん!

いい目してるにゃ!」


「何でもそろう工具カテリナ」で、「万能彫刻用切削ドリル(リューター)」を凝視する雪尾ゆきお


「これは、最新型にゃ!

アダマンタイトとヒヒイロカネの刃が、交互に材料を削るにゃ!

クリスタルや金剛石ダイヤモンドはおろか、オリハルコンだって削るにゃ!」


手に取る雪尾ゆきお


「いくらです?」


「二万五千ノワールにゃ!」


雪尾ゆきおは、以前滞在したときの「バイト」で結構稼いでいた。


しかも、ユニィ経由から「クソゲー」の印税ももらっている。


そのお金は、葉狐ようこが滞在費として使っていたのだが、それほど減ってはいなかった。


むしろ増えている。


「買います。」


現金払いの即金である。


「まいど~」


後に、店主は語っている。


「あれは、「マジ」の職人の目だったにゃ!」



職人は、「道具」を選びます!

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