第81話 ナナミ
「やー・・・いもうと、かわいいの・・・」
ユニィが、赤ちゃんに、手を伸ばした。
すると、赤ちゃんがその人差し指を握る。
「あ~・・・指握ったの・・・」
「赤ちゃんはね・・・
ものを握る本能があるんだよ。」
私は、ユニィに説明する。
「まるで、いきていくため、おねえちゃんをたよろうとしたみたいなの!」
そうかもしれない。
「赤ちゃんはナナミ!」
こんな感じだったな・・・
妹たちを初めて見たときは・・・
「ナナミ・キティルハルム・・・さあ・・・
私の子供たちは、どんな子に育つのかな・・・?」
「わかんないの。けど、ユニィは地球にいくの!ユニィはむりでも、まわりにいけるようにするの!
だってママがつけてくれたなまえ・・・
地球のことばで「うちゅうのじだい」っていみなの!」
「ママも、同じこと考えていたんだよ。」
「じゃあ、ままのあとをついで、さいごはじょおうさまになるの!」
「昔ね・・・
海に出た、ライルって王様がいてね・・・
奥さんや弟・・・
外国の王子様と一緒に大海原を廻ってこう言ったんだって。「今はまだ宇宙に出る技術がない。でも、そのとき宇宙を航海した者は「航宙王」と呼ばれるだろうって。」
ユニィは、目を輝かせる。
「こうちゅうおうかぁ・・・」
そして・・・
「ユニィは、「航宙女王」になるの!」




