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第792話 竜族艦隊

「まさか、あのミリアム女王があそこまで攻めて倒せんとは・・・!」


金竜王は、竜族艦隊旗艦・エンシェントドラゴンの艦橋で驚愕していた。


「ま・・・まあ、稲荷の神様がちょこちょこなにかやってましたが・・・」


銀竜王が、補足する。


「とにかくだ・・・」


竜族艦隊は、魔装騎士ルーンナイト隊を従えて展開する。


一斉に、「竜形態」に変形した竜族機が、口を大きく開ける。


「全艦・・・

魔装騎士(ルーンナイト)・・・

撃てえッ!」


善の大魔王軍や、エルハンドラ艦隊の攻撃と共に、竜族艦隊の攻撃が突き刺さった。



竜族艦隊・戦艦ブラックドラゴンでは・・・


「あのバケモノめ!」


艦長の黒竜公ブリューゲルが、悪態をついていた。


「あれが、「元」人間かよ!」


「・・・我らを含め、「人間」とは業の深いものでありましょうか・・・?」


呆れた声で、部下が声をかける。


「だからと言ってなんだ!

そんなもん、屁理屈だろうが!

このオレは、神に匹敵するバケモン見てんだよ!」


ブリューゲルの脳裏に、平和の城塞ピールフル・キャッスル内で数年ぶりに見た野球選手が浮かぶ。


「星ピューマ・・・

あそこまでやれとは言わねえ・・・

でも、あのバカはこのオレに「人間の底力」ってのを見せてくれた!

ましてや、オレら竜族ってのは「人間」の中で最も強靭な種族だ!

負けるわけにいかねえんだよ!

つまらねえ間違った理屈をこねる奴にはな!」


竜族は、その矜持と闘志で立ち向かっていた。




竜族だって、戦っています!

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