第782話 真・猫邪神!
「ならば・・・
私の力を見せましょう!」
見せていたんじゃなかったっけ?
「あのタライの「ペロリン」がまずかったにゃーッ!」
リケちゃんが慌てる。
ノワールの身体が発光し、「猫神」に変わる。
黒い翼は、私と同じだが、雰囲気が違う。
「フハハハハハ!
私は、宇宙を滅する者・・・
超魔王ガルアレート・・・
猫邪神ノワール!」
ノワールの背の翼が、十二枚に増える・・・
「あ・・・
あれは・・・!」
「地球の堕天使・・・
ルシフェルじゃないか!?」
アルナスが絶句する・・・
「諸説はあるが・・・
かつて、神に歯向かった天使は・・・
「天使の王」だった・・・
その翼は、十二枚あったと聞く!」
しかし・・・
「違うにゃ。」
リケちゃんが答える。
「ルシフェルは、いい天使にゃ。
弟の「ルシファー」が、アルナス卿の言う・・・
「大魔王サタン」にゃ!」
ごっちゃになっていた訳か。
「つまり・・・
文字通りの「邪神」・・・」
私は、悠久の図書館を手に神波動を高める。
悠久の図書館は、弦のない弓へ変わる!
神波動を込めると、神波動で、弦と矢が形成される。
「変幻自在の武器だったのか!」
アルナスが、声をあげる・・・
独自解釈です。




