第768話 正義の剣!
ギンッ!
ズバッ!
テミスとアヌビスの鍔迫り合いが続く!
そして・・・
「はあああああああああああああああッ!」
テミスの背から翼が開く!
「お・・・
おおう・・・
こ・・・
これは、「女神の翼」!」
「愛ある限り戦いましょう!
命・・・
燃え尽きるまで!」
テミスは、剣を振りおろす!
「正義の剣!」
「おおおおおおおおおおおお!」
アヌビスは、その勢いを殺そうと、鎌をたたきつける!
しかし・・・
剣は、鎌を断ち斬り、アヌビス自身を斬る!
やがて・・・
アヌビスは、オシリスの前にいた。
「申し開きはあるか?」
オシリスは尋ねる。
「私は、審判の大魔王だ!」
「たわけ!」
オシリスの前に、別の「アヌビス」が進み出る。
そして、アヌビスに天秤をつきつける。
その天秤の片方に乗っていたものは・・・
「か・・・心臓の壺ではないか!?」
「いかにも。」
「アヌビス」は、もう片方に真実の羽根を載せる。
心臓の壺の方が傾く!
「神やその代理人を語った罪だ!
貴様は消えるのみ!」
オシリスは宣言した。
「う・・・
うわああああああああああああッ!」
アヌビスは、「消滅」した・・・
「早く行きませんと!」
テミスは、走り出した・・・
神を騙ると・・・
こうなります・・・
怖ろしや・・・




