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第74話 歌姫
テティスは、美しい歌声で歌を歌っていた。
「水の星より愛をこ〇て」である・・・
次に、「エターナルウインド」に移る。
「なんか、うみにいるようなかんじなの。」
ユニィが、うっとりとして聞いている。
やれやれ・・・
うちの娘も、王女らしく「風流」というものをわかってきたか。
「うみのおひめさま、きれいなの・・・あんなにわかいのにママみたい。」
「旦那様も、子供もいるらしいよ。」
「そうなの?」
「ユニィより、いっこ上ね。」
ユニィの口があんぐりと開いた。
「よ・・・ようかい・・・」
「言っちゃダメよ。」
「ママもパパもだよ・・・」
こんのアマ・・・!
わが子でなかったら、はりたおしちゃる!
コンサートが終わった後、一人の騎士が、私に書簡を持ってきた。
それは・・・
『個人的にお会いしたいので、宮殿までお越しください。』
と、簡潔にに書かれていた。
なんだろう・・・
「どうしたのママ?」
「お姫様が、あいたいって。」
海のイメージと言ったら、この曲が浮かびました。




