第726話 大艦隊戦
大魔王エラルは、勇者艦隊が撃ち果たした。
勇者アルテが、母であるアルナスに殴りかかろうとしていたのを、他の勇者が抑え込んでいたので、人によっては「ホントに勝ったのか?」なんて言いそうだが。
アルナスは、最後まで「ははは!娘は最後まで、親孝行な戦いっぷりだった!」と笑っていたが・・・
アルテは、「このクソババア!ぶっ殺す!」なんて言っていた。
気を取り直して・・・
「これより、悪のパスキールパレスに攻撃をかける!
邪馬台国艦隊は、防御にあたられたし!
キティルハルム、トラルティール、ラムンセン正面から攻撃!
ヘクセンティアール、エルフィーラは後方支援!
エルハンドラは、遊軍として行動されたし!
攻撃開始!」
アルナスの激が飛び、艦隊は進撃する。
「全艦、神波動閃熱砲発射!
強襲揚陸艦は変形に入ってください!」
悪のパスキールパレスでは・・・
「ついに始まったか。」
ライルは、玉座の間のスクリーンを凝視する。
「ライル。」
「はッ!」
ノワールの声に、ライルは背を伸ばす。
「要塞内防御を。
出撃を控えた艦隊は、要所に配備。
要塞外の艦隊は、「国連軍」に対して展開!」
ついに始まります!




