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第712話 戦場の結婚式1

『ま・・・

これで、でっかい障害が潰れたわけやな。』


スパコーンが言う。


「ええ。」


「でもね・・・

まだ、懸念が残ってるんだ。」


ジョルジュが言う。


『何や?』


「ふむ・・・

あなたのことだ。全軍に「調子に乗るな」と言いたいが、士気を下げぬためにも言うわけにもいかない。

と、いったところか。」


アルナスが、腕を組んで言った。


うーん・・・


腕が胸にめり込んでいる。


「胸がデカいからって生意気だよ!」


「心外な!

これは邪魔モノだ!

亭主受けも悪い!」


「ま・・・

まあまあ・・・」


私は、二人をなだめに入る。


「と・・・

おっぱいネタは、これくらいにして・・・」


「艦隊が整いつつあるので、何かしなければならんな。」


オイ!


不意に、アルナスが人差し指を立てる。


「では、結婚式はどうだろう?」


「・・・?」


「死亡フラグじゃん・・・!」


だが・・・


『ええやん!

ウチ、心配してたんや!

あの社長・・・

一人だけ、景気悪そうな顔してたやん!』


スパコーンが、小躍りし始めた。


「・・・私は、「誰の」とは言っていないが?」


アルナスが、ニヤニヤと笑っている。


『えッ!?

ま・・・

まあ、今度の勝利で、そんな「不景気」なヤツはいなくなったってことで・・・』


「君は、電算機コンピュータのくせに端折りすぎだが、要約するとそうだ。」


アルナスは、にっこりと笑う。


「それに、あのテンションが変になった女神にも、たまには違う仕事もさせないとね・・・」


ジョルジュが、ため息をついた。


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