表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猫耳女王の宇宙計画~猫耳王女になって、総合導師になってみた~  作者: SHIN
第一章 なんじゃこりゃ!なんでもアリの異世界?
7/3157

第6話 偉人の伝記

旧トラルティアにレイスト一族三代宗家・ティアムル家の外戚ヴァルシュタイン家の三男として誕生した、ライテス・ヴァルシュタインは、幼少から世界史・神話・魔法・錬金術・科学技術に興味を示し、七歳にして通っていた騎士学校の図書館の蔵書を、読破していたという。


それができたのは、人間族、エルフ、人狼ワーウルフ、竜族の「混雑種ハイブリッド」であったのに加え、彼自身が当時進んでいた地球の科学を覚えこんだ前世の記憶が、モノを言っていたようだ。


後に、彼が語るところでは「この世界(リシテアール)には、私のような「混雑種ハイブリッド」が多い。


ゆえに、学べば学ぶだけ、鍛えれば鍛えるだけ賢く強くなれるということ。

しかし、なぜそうできないのならばともかく、しようとしないのか・・・もったいない話である。」


若輩の身で、騎士学校を卒業・任官し、当時王太子だったユーフェル王と共に、世界中を遊学し、その傍ら趣味で錬金術の研究を始め、専門ではなかった科学の知識をこれで補完しつつ当時まだ未開の土地だった邪馬台国に文明をもたらし、キティルハルムの王立図書館で、古代文明を滅ぼした「超魔王ガルアレート」に興味を抱き、研究を始める。


旧ウズドガルド王家の政治的テロにより、許婚のエリアエル王女が誘拐される。


独力により、迅速に事態を解決し、結婚。


以後、ライテスと名乗り、彼の子孫は「ライテス家」と称される。


新婚旅行に、キティルハルムに再び訪れる。


このことから、彼は大変な獣人好きとされる。


ことに、当時王位にあった「ノワール二世」やその娘である学者たちと、親交があり、これにより多くの考古学知識や科学知識を交換している。


ただ、男女の関係を噂されることもあったが、彼自身は「恋愛潔癖症」であり、同様の性癖を持つ妻意外には恋愛感情を抱かなかったとされる。


当人曰く「私は、絶食系である。」とのこと。


ライテスは、当時の王立図書館や悠久の図書館(アカシック・レコード)の書物の写しを始め、多くの書物を読み漁り、錬金術師・科学導師としての地位を確立する。


母国の王に「科学長官」「考古長官」の地位を与えられるも、満足はしていなかった。


理由は、

すでに、騎士として精鋭の黄金騎士ゴールドナイトになっており、収入が安定していたこと。


自分の研究成果・発明は、趣味・国民の生活の向上のためであり、それだけで多額の特許を得て、余計な名声を嫌ったものだった。


やがて、ラムンセン南端に埋まっていた「神話の時代」の宇宙戦艦を発掘調査の際、材質となる「アルミニウム」の存在を知り、この頃に統合されたトラルティール・旧ウズドガルド領に一角からボーキサイト鉱山を発見。鉱山都市アルミニアが建造され、統合費用は帳消しとなった。


ライテス初の「資源開発」である。


軍師としての才能を発揮。


超魔王軍と戦う、「連合軍総参謀」に王たちに任命され、発掘戦艦ホープメイカーをもってして戦闘。


娘、「天空そらの勇者ルミナリア・ライテス」を始めとする七人の勇者を率い、戦いに勝利。


これを記念して、世界の名を「惑星リシテアール」すなわち、「ライテスの星」とし、彼は初代世界王に任命されるも、固辞し、「国連事務総長」に就任している。


「すごい人だわ・・・」

私は、ひたすら感動した。


ただ・・・


「無欲無双だわ・・・」


とりあえず・・・ライテスはこんな人ですってな話。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ