694/3249
第690話 竜と鳥と・・・
KRF-001エア・キャットとKRF-002エア・アーチャーの性能は、上々。
以外に隊長同士の連携も取れている。
しかし、彼らが翻弄され始めた。
「ダルタニアン!」
「はッ!」
私は、夫の次に頼りになる騎士に声をかける。
「銃士隊出撃!」
「了解・・・
って!
本星から、巨大質量ワープアウト!
こ・・・
これって・・・
「エルハンドラ」にゃ!」
私とダルタニアンの指示を受け、指令を出そうとしたナキが声を上げる。
天空都市エルハンドラ・・・
竜族の祖たる竜神たちと、それに仕える鳥人族が暮らす「天空都市」である。
やがて、「エルハンドラ」から竜の姿をした魔装騎士六体と、鳥の姿をした魔装騎士三体が出撃した。
「あ・・・」
よく見ると、五つの「竜」は金、銀、赤、青、白である。
「五竜王専用機!」
五機は、人型に変形して敵機を撃墜していく!
「陛下!
金竜王様から通信ですにゃ!」
「回して!」
「はいにゃ!」
ほどなく、モニターに金竜王の顔が大写しになる。
「遅くなってなって済まない!
我々、ドラゴンシティの竜族や竜神の方々に鳥人族の方々も、戦いに加わる!」
たのもしい!




