第63話 後継艦計画
「バステトの後継艦?」
新兵器計画を打ち出した私に、こういう言葉が告げられた。
「はい。「宇宙国際化」に乗り出した今、他の国がやっておかねばならぬは、「宇宙連合」と肩を並べる技術。
安直で野蛮かもしれませぬが、対応可能な兵器の開発にございます。」
科学長官が言った。
「魔装騎士は、その技術は、各国に掲示され、すでに開発が始まり、量産化が始まっていますね。
そうすると、対応した「運用艦」が必要となります。」
マゼ○ン→マゼ○ン後期型みたいにか。
「うーん・・・キティルハルムってのは?」
「あえて、国名にするかにゃ。」
せんべいをかじっているナキ・・・
だいぶおなかが大きくなっている。
「あんた・・・おとなしくしてなさいよ・・・」
「安定期だにゃ。おなかの子がかわいいし、亭主がよりエロくなったにゃ。」
アホかこいつ・・・
ノロケているとしか思えない。
「そんな時期に、兵器の話をしているところにくんなよ。」
これから子供を産もうという女が・・・
「猫は、神出鬼没・・・どこかに潜り込んで聞いているものだにゃ。」
変なところで、猫だなこいつ・・・
「姫様の専用機・・・猫の公爵ってどうかにゃ?
必殺技は、「シャークマウス」で・・・」
「ふーん・・・しゃれてるわね・・・使わせてもらうわ。」
アニメかよ!
ナキ、マイペースです。




