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第629話 パンダコール!
一方、地上では・・・
「今、まさに「国連軍・技術士官ユアン卿が先祖と因縁深い大魔王ルイと戦っております!」
実況しているのは、近年赤丸急上昇のキティルハルム王国の国営テレビのキャスター・エルティナ・アルムだ。
キティルハルム一級貴族出身の「可愛らしい」ジャーナリストとして、「売れて」いる。
「猫柳さん!
人大熊猫交流会会長としては、いかがなんですかねえ?」
「はい。
私としては、あのような方が活躍されるのは、我がことのようにうれしゅうございます。」
エルティナにマイクを向けられた、猫柳テツコが答える。
そして、いつの間にか集まってきた人大熊猫の群衆・・・
「「「パンダ!
パンダ!
パンダ!」」」
凄いシュプレヒコールだ。
そのユアンは、「竹槍」を一閃する。
「危ないじゃないか!」
「文句を言われる筋合いはありません。
私は、「休暇」を邪魔されたのですから。」
神波動を弾頭をして放ち、更に一閃する。
「あなたをバラバラに解体して、名高き料理人・アリア氏に調理していただきましょう。」
「こ・・・
これは、マジにゃ・・・」
ファクトリアは、戦慄した。




