第56話 映画鑑賞
「映画・・・ですか・・・」
それまでも、古代の映像技術で映画があり、娯楽としてなっていた。
やがて、ライテスが前世の記憶を参考に復元。
彼が、連合軍総参謀に就任する直前ごろには、家庭でTVが観れて、町で映画が観賞できていたという。
彼自身、王宮前の川を流れていくドラ○えもんの「溺死体」が発見されるというニュースを朝食中に観て、「ドザエモンか!」と突っ込んだという。
なんだそりゃ。
ライテス自身、地球のアニメや小説を多く再現。
結果、リシテアールに人々は、マク○スなんぞを知っていたりする。
「銀河人」たちは、興味しんしんだ。
古代にはやったという、「SF」・・・
「ば・・・
バカな・・・「核実験」だと・・・!?
どこの帝国でもご法度だろうが!」
パスキール大帝国の騎士団長が、大声をあげた。
「極秘・・・もしくは、一部の暴走した科学導師がやったものだと・・・」
「都市を破壊したいなら、極大の攻撃魔法で充分だろうが!」
言っている間に、放射能で邪進化し、魔物と化した巨大ゴリラ・・・
通称ホング・コングは放射能を光線とて放ち、都市を破壊していく。
ビルを破壊し、人を呪いにかけ、殺戮をくりかえす。
そんなとき、大帝国の眼帯の科学導師が、水中の酸素を破壊する薬品を開発した。
「これなるは、「酸素破壊剤」です。
ホング・コングは、今海中にいます。
今こそ、あの魔物を倒すときですぞ!」
「さあ!とどめだ!」
やがて、ホング・コングは海中で凄まじい速度で分解され、その骨格さえも消滅していく・・・
「な・・・なんなんですか!この映画は!」
ソフィが突っ込んできた。
「コレ・・・初代女王の私物から復元されたフィクションですよ・・・」
ゴ〇ラ、まんまです。




