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第557話 昔語り・・・

宮殿の応接間で、ジョルジュとお茶を飲んでいた。


定例の「三賢人」会合というわけだ。


「あ・・・

来た来た・・・

って・・・!?」


ジョルジュが、肩にダニエルを留まらせたアルナスを見てびっくりする。


「「彼」は、複製クローンかい?」


「初めまして鼠の大魔王ジョルジュ様。

肉体こそ複製クローンですが、「初代」とは「別物」でございます。」


丁寧に会釈をし、右の翼を胸の前に置き、ダニエルは応える。


「驚いたろ?

私には夫というパートナーがいるが、「執事」や「伝令」がいないのでね。」


「趣味悪いな・・・

相変わらず・・・」


ちょっと気になった。


「先代って?」


「うん。

ライテスの頃、新婚旅行に来る際に同じように創ったのが「先代」だ。

あの頃は、調子に乗って、変な生き物ばかり創ったなあ・・・」


うん。


「レーザーパンダ」とか・・・


「銀魚」とか・・・


「挙句の果て、「あ〇さ二号」は、ルミナリアに「今度は何作ったこのクソ親父!」と言われた。

どうした陛下?

そのジト目は。」


「今世でも言われてるけど・・・」


アルナスは、ドヤ顔になる。


「うむ!

親孝行な娘で嬉しい!」


変人だ。


「・・・死んでも治らなかったね・・・

その悪趣味・・・」


「誉め言葉だ!」


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