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第542話 ナキの仕事納め計画9

「にゃーははは!」


「!!!」


ナキは、突然降臨した「女神」の姿に「石化」した。


リケ・ミケランジェロ。


彼女は、籠一杯のお菓子を手にしている。


「な・・・なんの用かにゃ?

リケちゃん・・・」


気まずい・・・


「おすそ分けにゃ。」


リンゴの羊羹と、アップルパイなんかを置いていく。


「あんた、大食いだから、全部食べちゃだめにゃ。

亭主と子供たちにもわけるにゃ。」


ガキ扱いである。


「これ、作ってにゃ。」


リケは、一枚のデザイン画を渡す。


「にゃ!?」


悪趣味だ。


「悪趣味にゃ・・・」


「あえて悪趣味にゃ。

お題は、「苔人間」。

植物っぽく塗ってにゃ。

素材と納期は、任せるにゃ。

じゃあ、バイバーイ!」


すっと、リケは消える。


「たぶん・・・

怒ってたです・・・」


葉狐ようこの呟きは、聞かなかったことにして、「大理石」を切削し始める・・・


そのうち、かなりキモい像ができあがった・・・


「塗るです・・・」


葉狐ようこが、彩色する・・・


「うげ・・・」


「キモいです・・・」


お代「苔人間」・・・


光合成できそうな、かなりキモい像ができあがった・・・


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